富士を見て思う
2006年 02月 11日
静岡は頻繁に訪れる地だが、最近は仕事の合間に富士山を眺めることが楽しみのひとつになっている。
写真は西伊豆から駿河湾越しに眺める富士山である。
これほどの風景は都会人にとって感激の瞬間である。
一方、この距離からの富士山は美しく映えているが、現場の環境汚染はひどいという。
ゴミの量が想像を絶するようだ。多くの団体の皆さんが清掃活動をしてくださっているがゴミ投棄は後を絶たない。情けないことである。
聞けば富士の湧き水は降水が30年の時を経て浄化されたものだという。とすれば数十年後の湧き水は汚染水になってしまうのだろうか。将来、汚染水が湧き出る富士山にしてはならない。
環境を守る心と行動は誰もが持たなくてはならない当然の道徳である。
写真を撮っている時、どこから来たのか数羽の鶏?、足元に寄ってきて餌を求める。
人を恐れていないので日常的に誰かが餌を与えているのだろうか。