悳 俊彦の描いた武蔵野風景
2006年 05月 06日
「武蔵野が農耕によって作られた自然であることに特別の愛着を感じる。」
悳 俊彦が武蔵野に思いを込めて描いた稀少画が再び注目をあびている。
手前に畑と荒地、後方に屋敷守といわれる防風林がそびえ一軒の農家がひっそりとうづくまり、葉を落としたケヤキの大木が扇状の梢を空高く突き出している。
今やこうした武蔵野の面影は西東京と埼玉西部のごくごく一部に残るのみとなってしまった。現実の武蔵野風景のほとんどは消えてしまったのだ。
悳 俊彦の作品から我々は大地に暖められた祖先の愛を感じ自然のありがたさを遅まきながら確認しなければならない。
そして武蔵野原風景を一貫して描き続けた画家が自然の尊さを30数年前から世に警鐘していた事実を知らなければならない。
残念ながら行きそびれてしまいました。
秋の風土展には必ず行きたいと思います。
哀愁漂う武蔵野風景いいですね。
美しい、綺麗だけで見てきた自分の観賞力のなさがよくわかりました。
作家の思いや作品の背景を知ることでもっと深くまで入っていけるということですね。
うーん奥が深い。
見た目の感想だけでも十分と思います。
誰しも直感的に好きな絵、嫌いな絵があるわけですし、浅く多くの作品を見るというのもおもしろいと思います。
一方、気に入った作品・作家のことをもっと知ろうとすればするほど奥が深くなることも事実です。芸術とは人を喜ばせるものなのだとつくづく感じます。
(トムノグ)
先生の作品に接する機会ができて光栄です。よろしくお願いします。
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<トムノグ>
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PING:
悳 俊彦さんの個展を見に、銀座のスルガ台画廊に行ってきました。氏は作曲家にもなり
また以前から僕のブログをご覧下さっているとのこと、ありがとうございます。
「風土展」などでお会いするかも知れませんね。
今後もよろしくお願いします。