和魂洋才 ~W杯における日本~
2006年 06月 10日
梅雨入り
しばらく うっとうしい日々が続く
現代日本の象徴のような梅雨
サッカーW杯で浮かれるなか、昨日はドイツを今日はイギリスの試合をTV観戦した。
身体能力に任せた大味なプレーは日本人のようなきめ細かな感性を持った民族にはどうも合わない感じがする。
イギリスを発祥の地とするサッカーはヨーロッパ大陸で発展し、南米に持ち込んで世界的スポーツとなった。
日本は明治維新後、欧米の文化を学べと 「和魂洋才」というキャッチフレーズを掲げ上辺だけの様々な文化の真似事をしてきた。
しかしサッカーというスポーツの真髄を見て やはりこれは日本人には合っていないと正直思う。
知人のT氏は「日本の歴史から日本人には間合いという所作があって武術が発展したきた。サッカーのようなあまり間合いのないスポーツは日本人には実は向いていない。」と私に語ったことがある。
なるほどそう思う。そして身体能力の差がさらに拍車をかける。
大人と子供のような体力差、大味なプレー、騎馬民族のスポーツであるサッカーの魂などやはり日本人には培えない。
ワイワイ浮かれるのも良いが、結果が出て空虚を感じる時間が悲しい。
欧米の文化に影響されとり入れてきたと思っていたものが猿真似であったという事実にまたもや気づいている。
「和魂」について考えさせられた週末になった。
日本代表に選出された青年たちはどのような魂で戦うのだろうか。
表向き彼等の真摯さは伝わってくるが内に秘めた魂を確かめたい。
それは勝利することだけではない・・・
別館ブログ「トムノグおじさん飲食日記」
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