悳 俊彦の世界 武蔵野の情景

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小雨交じりの中、仕事帰りに銀座の東京セントラル美術館に立ち寄りました。
第28回風土展、悳 俊彦(ISAO TOSHIHIKO) 先生の近作を拝見するのが目的です。
他に10名の名だたる先生たちの作品も勿論絢爛でした。

悳 俊彦先生の作品は5点でした。
主題は「武蔵野」です。作品順に「春の上水」(パンフ右フォト)、
「冬の屋敷林」、「御苑の秋」(絵はがきフォト左)、「ハケの残雪」、「冬の上水」どれもまさに武蔵野の情景を見事に表現されています。

中でも特に「冬の屋敷林」は私の求める武蔵野の風景でした。
当然作品の前に釘付けになりました。
しばらく眺めていると何故か目頭が熱くなってきました。
これほどまでに心を奪われるのは何なんだろう。
いろいろ思いを巡らしても確かな答えを見出せませんが
優しい心持になるこの空間は過ぎ去った幼い頃の風景です。
育った場所・環境・人々の触れ合い・風習など失われてしまった風土への郷愁でしょうか。
得も言われぬ郷愁感を呼び起こしてくれる悳(いさお)作品は乱れる日本社会への警鐘なのではないかと思います。

ここに「冬の屋敷林」のフォトを紹介できないのが残念です。
絵はがきは初日に売り切れてしまったそうです。それは万人が好み求める風景だからなのでしょう。

風土展は17日(日)まで開催されています。入場は無料です。
気軽に立ち寄れます。お時間のある方はぜひ「冬の屋敷林」をご覧になってください。
きっとあなたの心を揺さぶると思います。


Commented by アートバン at 2006-09-15 19:10 x
日曜日に行ってきまーす。

Commented by at 2006-09-18 13:51 x
アートバンさん、感想をお待ちしています。
<トムノグ>

Commented by アートバン at 2006-09-19 23:09 x
風土展は著名な作家ばかりでした。
悳先生、小田切先生、小松先生は存じ上げていました。堂々たる作品群の美術展が無料で驚きました。「冬の屋敷林」は独特ですね。夕焼けと思われる空と反射した野畑が見事に描かれていました。100号の大作はどこへ展示されるのでしょうか。

Commented by at 2006-09-20 23:12 x
アートバンさん、こんばんわ。
ご覧になってきましたね。素晴らしかったでしょう。私も大作の行方に興味があります。<トムノグ>

by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-13 21:48 | アートな日々 | Comments(4)

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