今時の大学の学祭は
2006年 10月 22日
キャンパス内にあるパレスと呼ばれる古い建物の前(フォト)でホッと一息入れてから二女が所属するゼミの発表会場に立ち寄りました。
男性向け雑誌を斬るというテーマで普段女子大生が垣間見ないような男性心理や雑誌が発するメッセージを鋭く突っ込んだ内容でした。
(予想外の発表に少々感心)
その後、二女が取ってくれたライブ会場へ。
サスケという埼玉出身の若者二人組らしいが、私は全く知らない。
大宮駅前でのストリートライブを中心に活躍してきたといいます。
埼玉、大宮というだけで親近感を持ちましたが私にとってその音楽活動については謎でした。
会場に入り驚きました。まだインディーズというから本人達の弾き語りだけかと思っていたら、バックバンド付です。
ほとんどの席は女子大生とそのボーイフレンドと思われる若者であふれていました。
みんなノリノリでスタンディングで手拍子したり一緒に歌ったりと楽しそうでした。
細君は知っているらしくてやはり一緒に歌っていました。
おじさんこういうの苦手です。ガンガン音が響き渡り、歌の台詞が聴き取れません。
どこがいいいのか解らないままひたすら終了を待ちました。
1時間ちょっとのライブが終了しやっと解放されると安心したのも束の間、恒例のアンコールです。
まだ続くのかとおじさんヘトヘトでした。
しかしアンコールに応えた最後の曲は二人だけの弾き語りでしかもマイクなしで歌い始めたのです。
おいおい、上手いじゃないか。詩も曲もいいじゃないか。
しんみりと心に響きました。
さすがのおじさんもスタンディングで拍手を送っていました。
女子大と軽く見ていましたが同世代の本物のアーチストを見極める眼は持っているんですね。
見直しました。
なお翌日はNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」のキャスターをつとめる脳科学者・茂木健一郎氏の講演会があり、時機を得た特別講演の企画に納得しました。
どんな学祭なのか、中身はどうなのかと半信半疑でしたが、当世学祭事情を知らないおじさんの偏見でした。
反省です。 f^_^;
別館ブログ「トムノグおじさんの飲食日記」
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