原風景

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向井潤吉 
「春雪のあと」1969(上) 
「武蔵野春雪」1971(下) 
埼玉県坂戸市花影町


フォトは私が子供の頃、ふるさとにあった古民家である。

作者は民家画家第一人者だった向井潤吉で都内から30数分のこの地の古き良き風景を描き残してくれた。


しかしもう古民家自体跡形もなく、民家の前の桑畑も消えた。

今では辺りに拡がるコンクリートの漂いのみ、人の心を揺さぶることはない。


子供の時に印象に残った風景を「原風景」というが、私にとっての古民家はまさにその原風景である。

一度破壊したら再び元に戻すことはできない。日本を象徴するさまざまな自然物、建物、文化などの保護継承を本気で自覚しなければ国はやがて滅びていく。

偉大なる画家・向井潤吉の画集を見ながら、あらためて事の重大さを考えた。


by kokoro-tomnog2005 | 2006-11-12 17:00 | アートな日々 | Comments(0)

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