隣の客はよく柿食う鳥だ
2006年 12月 04日
今日も半分かじられていた。
「柿が1個ずつ無くなっていくけど知ってる?」
チャリィ隊長は待ってましたとばかりに外を指さす。
「あの黄緑色のちいさい奴が毎日来てかじってるよ。」
おお、あれはメジロではないか。
でもあんな小さい鳥が1日1個は食べられまい。
知っていて隠すほどの正体は何だ。
「うーん・・・
実はもっとでかい奴が来てるんだ。
僕、ちょっと恐くて黙っていたけど。」
「だから言ったでしょう。僕より大きいかも」
よく柿食う鳥はムクドリだった。
このムクちゃんは、わずか5分足らずで1個のほとんどを食い尽くしてあっという間に飛び去っていった。
「でもよくあの柿を食べるね。美味しいのかなあ?
渋柿なのに・・・」
チャリィ隊長は吠えもせず、じっと眺めていた。
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