吉野山珍道中 前編
2007年 10月 15日
13日(土)は細君とかねてより計画していた奈良旅行へ。
目的はギターリスト押尾コータローライブだ。
会場は世界遺産の地、奈良吉野山である。
東京駅7時15分の新幹線で一路京都へ、この日は何と4時起床。
京都から宿泊するJR奈良駅近くの日航奈良へ。
ここで荷物をクロークに預ける。
なんでも奈良にある五重塔の中では一番高いとか。
たっぷり1時間見学した。
「いにしへの 奈良の都の八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」(小倉百人一首・61番)
桜の咲く頃に訪れたならきっと古き奈良の時代をこの歌で感ずることができるかもしれない。
さてそうこうしているうちに正午の鐘が聞こえてきた。
細君の逸る心はすでに吉野山へ。
さてここからが珍道中の始まりとなる。
事前に調べた路線と乗車時刻はまったく的外れとなり、行きあたりばったりとなる。
近鉄奈良駅の構内は東京近郊のそれとは少し違う雰囲気だった。
行き先方向が京都、難波、あべの橋と多様で頭の中で地図を整理できない。
吉野へは一発で行けないのだ。乗り継ぎをすること2度、しかもタイミング悪く全て各駅だった。
なんと吉野駅に着くまで2時間を要してしまった。
私たちの立ち位置は下方向を向いての場所だったので恐かった。
それでも車外の山風景に圧倒され気分は世界遺産だった。
さてようやく着いた吉野山。
ここでコータローライブがあるのかと思った瞬間、喉がカッーと熱くなりカラカラとなった。どこかで休みたい。冷たいビールが飲みたい。
事前に調べた店だけあって窓際の風景良し、料理良しで満足。
私は調子に乗ってビールを2本も飲んでしまった。
ほろ酔いになって気分も良く1時間ゆっくり過ごした。
(これがあとで珍道中に輪をかけることになるとは・・・)
ライブまでまだまだ2時間以上ある。
参道にあるお店をのぞいたり、他のお寺や神社を見学する。
1時間ほど経過した頃、トイレに行きたくなった。
しかしないのだ。トイレが!(世界遺産の地だから?)
地図に載っている公衆トイレは2キロも先である。とても無理、ビールがきいた。
仕方がないのでカフェに入るが高いコーヒー代となった。
朝起きてからここまで13時間。
ライブが始まる前に疲れて眠くなってきた・・・
<わぁ~だらだら書いたらとてもライブのことまで書けません。
続きは明日へ>
吉野に行ったことはありません。
京都と県境を接するのに・・
奈良はある意味京都より奥深いかも知れません。
珍道中後半どうなることやら。
コータローさんのコンサートまで辿りつけるのか。
興味津々です。
古都、京都は我々関東人からは憧れの地です。
奈良は神社・仏閣、史跡に古く由緒ある所が多いという程度の印象でしたが今回訪れて京都とは違う
魅力を感じました。
吉野は遠いですね。
体力不足のおじさんとおばさんの珍道中まだまだ続きます。