辰巳芳子の目線
2008年 01月 26日
「家庭料理のすがた」「慎みを食卓に」などの著書の辰巳芳子さんが日常の食の大切さを語る。
「人間はものに養われて生きている。それなのに、いつの間にか、ものより優位な存在であるという錯覚に陥っている。そう気付けば、ものや自然に対する深い感謝と慎みの気持ちが生まれてくる。」
「大食い番組やっているじゃない。あれはおごりね。」「三ツ星評価はおいしい、まずいの視点では時代遅れね。ものの世界に対して誠実か否かを調べたらいいんじゃないですか。」
最近の食についてきびしくも当然の意見を言う。
お米、実だくさんのみそ汁、たくあん、梅製品、日本人の健全な食を守るために辰巳さんが挙げた食品。
「こういうものを食べておけば間違いない」と言い切る。
83歳の料理研究家は日本の食の現状にいろいろな視点から警鐘を発する。
貴重な記事に触れて食のありがたみをあらためて認識する。
http://www.tatsumiyoshiko.com/