お役所仕事

父が亡くなって、様々な手続きを姉と手分けしてやっている。
役所関係は元公務員の私が担当した。
昨日と今日、市役所と社会保険事務所へ出向いた。
役所の内情は経験上知っているが、一市民としてあるいは民間人としての構えで利用すると何と不足感を持つことか、前例主義、閉鎖的、保守的なのは言うまでもないが何とも垢抜けない。



この市役所では戸籍謄本を手に入れるのに難儀した。
死亡届から平日3日経過しないと発行できないと言うのだ。
理由を尋ねると決まりだと言う。
そんな決まりは条例等にあるのかとさらに尋ねると担当者は押し黙った。
ある訳がない。
利用者が必要だと言えば役所はすぐ交付すべきだ。
実は私は役所時代、戸籍の仕事を5年経験した。
当時はタイプライターで和紙に打込む内容だった。
今のようにPCに入力するのとは違って慎重さをより必要とした。
それでもすぐに戸籍謄(抄)本が必要な利用者がいれば極力急いで交付したものだ。
私が元勤務した市役所は市民サービスは出来ている方だった。

しかしこの市役所は頑固だ。非常に手ごわい。
私もそうそう休みをとって出向けないので粘って交渉した。
市民サービスとは何か、多様な市民ニーズに応えてこそ市役所だろうと。
担当者はやっと重い腰を上げて上司に相談に行った。
20分くらい戻ってこなかった。
ようやく戻って来ての答えは「2時間後に出来ます」
そう、やればできる。
私はいったん母の所に戻って2時間後に再び役所に出向き、
念願(?)の戸籍謄本を受取った。
ここまで4時間、まさにお役所仕事、この市役所はまったく洗練されていない。
これを高齢の母が出向いたらどんなことになっていただろうかと思うと腹が立ってきた。



全国には市民サービス全開の役所も多いと聞く。
利用する側が注文をつけていかないと変らないのか。
あるいは首長にセンスがないと変らないのか。
いずれにしてもお役所仕事は頑強である。[E:bearing]
元公務員の私が嘆くのだから一般市民の方の思いは想像をはるかに超える。



(社会保険事務所は次回へ)



[E:building]


by kokoro-tomnog2005 | 2009-07-14 19:44 | お~い ニッポン | Comments(0)

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