山間で我慢と許容を知る

晴れた日曜日、気分転換に近くをドライブ。
あまり遠くなく1時間以内で移動のできる範囲をナビにセットする。
ちょうど行ったことのない木の町(村)として人気のときがわ町がマークされた。ナビにまかせて[E:car] 



建具会館や農産物の販売所が数箇所に点在していてちょっと走ると面白い所がある。
地で人気のひもかわうどんを食せる所ありの表示を見つけ昼時なので向かうことに。
着くと標高400m、樹木に囲まれ空気は澄んで気持ちよい。
こんな近くに自然の宝庫があること、ただただ感激する。
見れば食堂で調理する人たちは皆ご老人ばかり。
受付でひもかわうどんを2つ注文、80歳くらいの女性は「今からだと30分くらいかかるけど」と申し訳なそうに言う。
30分くらいなら特に用事もないし外でうまい空気を吸って山間を眺めることに。
そして30分が過ぎた。
食堂を見るも出来ている様子はなくテーブルも満席、まあいいやと再び山間を眺める。
40分、50分と過ぎる。
さすがに時間がかかると思ったが作っている人たちは80歳前後のおばあちゃんとおじいちゃん3人だ。満喫できる自然の中で遅いとかまだとか言うのも気がひける。
細君と笑いながら時間が過ぎる。
やがて1時間、我等より後の人も「まだかい」、「遅いなあ」と呟いている。でも店側にクレームをつける人はいない。皆その場の空気を読んでいるのだ。
中にはお運びを手伝うご婦人まで現れる。

そして1時間20分

c0340785_15281718.jpg

待ちに待ったひもかわうどん登場![E:wink]
この素朴な出来具合に涙が出そう。
80歳のおばあちゃんに作ってもらったかと思うと何か逆に申し訳なく感じた。
味は1時間20分待った甲斐のある美味さだった。

普通なら30分くらいと言われたのに1時間20分はないだろうと思う。
だいたい30分過ぎたら我慢がきかない。
文句のひとつも言っていることだろう。

しかしここは山間の小さな食堂でしかもご老人たちによる手作り料理なのだ。
都会とはまったく環境を異にするので我慢と許容は素直に出せる。
イライラの多い現代社会にあってスローな空間の心のあり方、大変勉強になった。



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by kokoro-tomnog2005 | 2009-12-07 09:59 | お~い ニッポン | Comments(0)

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