池袋モンパルナス展

      

c0340785_15285248.jpg
      

過日、仕事の帰りに近くの板橋美術館に立ち寄った。
かねてより観賞したいと思っていた地元ゆかりの画家達の作品群だ。

1930年から1940年代の頃の池袋モンパルナスを過ごした寺田政明(俳優・寺田農の父)、
古沢岩美、井上長三郎を中心に彼等と交友のあった画家達の作品が80点あまりと関連資料が多数展示されいた。

池袋界隈2㎞周辺の要町、光が丘、千早、長崎にアトリエ村があったという。
当時血気盛んな画家や詩人等が多数集まり活気を帯びていたエリアだ。
池袋西口の酒房「梯梧」、音楽喫茶「セルバン」という店には多くの画家が出入りした。
そこで交わされた芸術への激論は熱かったであろう。
そんな時代がわずか15~20年くらいだが池袋にあった。
あの戦争という大障害がなければ池袋モンパルナスはもっと長い歴史を刻み、日本の芸術に多くの影響を与えたかもしれない。
そして池袋という地もまた違う様相になっていたかもしれない。

しかし私にとっても池袋は今も昔も第二の故郷のように心を揺るがす特別な場だ。
興味深い展覧会は予想通りであった。
購入した図録をひもときながら80年も前の若き芸術家達の魂を感じている。



by kokoro-tomnog2005 | 2011-12-08 18:56 | アートな日々 | Comments(0)

日々のことをお気軽に綴っています。(トムノグ)
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31