今日の言葉 (加藤諦三)

甘い話に乗ってしまう人」
(相手の心の『表とウラ』が見える心理学・三笠書房から )

愛情のある家族の中で育てば搾取的構えの人が「こいつを利用しよう」として近づいてきて甘いことを言っても、「何か違う」と感じてその話には乗らない。
しかし愛情を体験したことのない人は「何か違う」ということがわからないからその甘い話に乗ってしまう。 

人と接していて「この人達には何も誠意がない」と感じるのは、幼児期に誠意のある人と接した体験があるからである。
愛された体験があって、はじめてそう感じることが可能になる。 
幼児期の体験は圧倒的である。
だから誠意のない親が「よい親」を演じるとその時から本当に愛情のある人と愛情のない人との区別ができなくなる。

社会の中で生きていくのには「何となく違う」という感覚が大切なのである。
本当に愛情のある人と幼児期に接するから大人になってずるい人に接した時に甘い話をされても「この人達には何もない」と感じることができる。 
誠意のない親が「よい親」を演じている時には何もない。しかし「これが愛情だ」と教えられる。
ノイローゼの親は子供に「こう感じなさい」ということを強制する。 
味のないものを「これが甘い」と教えられれば、大人になって味のないものを食べた時に「これは甘い」と思う。
幼児期に愛情を体験しなかった人がずるい人に騙されるのはこれと同じである。


by kokoro-tomnog2005 | 2013-05-30 11:36 | 人の生き方 | Comments(0)

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