長野・山梨460キロ小旅行
2014年 09月 01日
メインは八ヶ岳の森林浴(8/30)
森林と高原の清涼感がグ~!
関東平野の暑さとは比較にならない別世界だ。
週末、こんなところで過ごせたらいいなと無いものねだり。
前日(8/29)は上田の戦没画学生慰霊美術館「無言館」へ
収蔵される記録から
「せめて絵の具を全部使い切ってから征きたい。
見守る両親にそういいながら・・・
外では近所の人の出征兵士を送る万歳が聞えていた。
さ、早く、と急かせる父のそばで、母が泣いていた。」
この文章の主である渡辺武さんは1944年応召、
翌年沖縄で戦死した。27歳だった。
戦争はすべてを失う。こうした若い有望な画学生の命をいとも簡単に奪った。
私たちは恒久の平和を実現しなければならない。
今、国が向かっている誤った道は絶対阻止しなければならない。
多くの作品にふれて眼がしらが熱くなった。
八ヶ岳へ向かう途中
思わぬ看板を発見 「康耀堂(こうようどう)美術館」
これは京都造形芸術大学付属の美術館ではないか。
しかも私の支持する武蔵野風景画家・悳俊彦(いさお・としひこ)さんの作品が収蔵されている。
いやあ、京都にあるとばかり勘違いしていた。
長野県茅野市豊平4734−25(蓼科高原近く)
作品は中島千波、奥村土牛、小倉遊亀、高山辰雄、山口薫、川端龍子、宮本三郎など
加えて私の好きな悳俊彦
美術館は2001年7月開館。
収蔵作品は佐鳥電機株式会社の会長だった故・佐鳥康郎氏のコレクションが寄贈されたもの。
これは上質の美術館を見つけた。
こうして満足しながら今宵の宿、八ヶ岳ロイヤルホテルへ
相当古いホテルだが清潔で料金が手頃な割には食事も上等だ。
夜は屋上から星空の見学ができる。
さて翌日(8/30)はお目当ての葡萄を求めて笛吹市へ
ある会合で知り合いになった生産直売をするYさんを訪ねる。
長年、苦労して品種改良を重ね作られただけあって最高級の葡萄ばかり。
美味しくいただきました。
うちは女系家族なのでみな喜んでました。
充実した2日間の走行距離はおよそ460キロ
高速道路を使うと結構遠くまで行けますね。