若手事業経営者2代目に期待すること
2018年 06月 07日
特に2代目については共通の姿を垣間見る。
先代社長が60代から70代前半で2代目が30代前半から40代前半が多いが、先代が築いた事業を継承するだけなので苦労がない。周囲からは、社長ともてはやされて急に偉くなったように勘違いする。
それは普通に仕方がない。虚勢も張らなければ馬鹿にされてしまう。
頑張っているのはよくわかる。
しかしそんな姿勢ではいつまでたっても先代離れができない。
嘘をつかず、謙虚に、人の声に耳を傾けて自分を磨く。
2代目が先代に追いついて追い抜くには、人間力を高めて周囲から評価されなければならない。
それを誰が教えてあげるのか。
先代が教えることはできない。2代目も素直に聞くことはないだろう。
自ら先人の文献等を通して学ぶこと、または小言爺のような存在が助言すること。
いくつか考えられるが、ちょっと言ってあげたいと思う場面が多い。
2代目に聞く耳があればね。