カテゴリ:人の生き方( 71 )

浮利を追わず

長く取引していただいている建設・土木 会社K社の社長御夫妻と懇談する機会を得た。
社長より弊社のリスクマネージメントに対する身に余る評価の言葉をいただき感激した。
ここ長い建設業界不況の中にあってK社は順調に業績を伸ばし不況知らず。これは社長御夫妻の実直な人柄による。

「相手と長くつき合って信頼関係を築き、浮利を追わないことが大切だね。」と言われた社長の言葉が身にしみた。

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K社近くの雑木林から見上げた空は青く爽快だった。












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by kokoro-tomnog2005 | 2006-03-06 20:00 | 人の生き方 | Comments(0)

人間を忘れて病気を診る



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先月、最先端の医療施設を誇るS総合病院へある人の付き添いで行った時の感想。

それはそれは未来の病院へでも行ったかのようであった。受付は銀行のキャッシュボックスのごとく、診察カードを入れると、まず本日の予約内容がレシートで出力されてくる。加えて呼び出し専用のポケットベルが出てきた。
レシートを確認しながら定刻に合わせて○番窓口に行き所定の手続きをする。
その後、指定された時刻・場所へ行き検査を済ませる。検査は1時間足らずで終わり、
昼食の時間となり、最上階のレストランに行く。ここはホテルのレストランかと思うほど病院であることを感じさせない。そこそこに美味しいランチをいただく。

午後は約2時間待ちの診察、先ほどのポケットベルはこのためのものだった。
待ち時間はどこにいてもいいらしい。
指定された診察室前には「○時予約患者診察中」という壁にうめ込まれた電光掲示板がさりげなく案内している。午後2時なのに「午前10時30分予約患者診察中」と出ていた。随分遅れている。
案の定、午後2時予約だったのが結局午後4時診察となる。

やっと診察室に入る。医師は大きなパソコンの置かれたデスクの前に座っている。カルテらしいものも、先に検査で撮ったはずのレントゲン、MRIの写真もない。突然医師がパソコンのキーをたたいた。すると画面に本日行った検査種類とその画像が表示された。
医師は淡々とその画面を見ながら説明し始めた。機械部品でも説明するかのごとくホント淡々としていた。
最後に「なんとも言えません」と冷たい言葉を残して診察は終了した。

あれ、これちょっと違うのではないか。
治療や検査を受けるのは医師と患者が相互に信頼しあい、病気やケガの不安を解消することが本来的なものであるはず。しかしこの病院は人間である患者を診るというよりも科学的に病気を診るという状況になっている。パソコンを見ろといわれても患者側が理解するのは難しい。かといってパソコン画面だけを見て説明する医師を信頼しろといわれても逆に少し不安になってくる。この医師は完全に病気を診ることだけに専念しているように思えた。

「こころ・と・からだ」という本の中で著者の五木寛之は
「“人間を忘れて病気を診る”というまちがいが自然に広がってきてはしないか。すべての新しきものは古びてゆく。そして時代も思想も常に変化してゆく」・・・・・・そう記している。



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飲食だけを考えるブログを別途スタート
しました。コメントいただければ幸甚です。

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by kokoro-tomnog2005 | 2006-03-01 18:54 | 人の生き方 | Comments(1)

男は語る

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男の値打ちってなんだい。
いろいろあるけれども異なれるものを求めている人。何であれ自分の現在ある状態から反対のものを求めて、それに挑んでいるやつ。
こういう男がいたら、ちょっと目をつけたほうがいい。
(男は語る:阿川佐和子著より抜粋)

開高 健(かいこう・たけし) 昭和5年大阪生れ。
作家     昭和33年「裸の王様」で芥川賞受賞。
主な著書:「夏の闇」「ロマネ・コンティ・1935年」「私の釣魚大全」「最後の晩餐」など。
平成元年、食道腫瘍のため死去、病と闘いつつ完成させた短編3部作「珠玉」が絶筆となった。

(感)人はみな楽な方へ流れますから、反対のものを求めて格闘するというのは想像以上に疲れます。しかしさまざまな問題が山積する現代社会にあっては、開高さんのいう男の精神性は大事なことであり、こういう男達が混迷する日本を救えるものと確信します。私もそういう生き方を心がけるつもりです。


by kokoro-tomnog2005 | 2005-12-13 10:14 | 人の生き方 | Comments(0)

課外授業ようこそ先輩

NHK番組「課外授業ようこそ先輩」http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/
各界の第一線で活躍する人々が出身校である小学校を訪ね、その専門とする世界と自らの人生について授業し、後輩の子どもたちに熱いメッセージを送る。

昨夜は歌手の水前寺清子さん(チータ)が「校歌が私の応援歌」と題し母校の校歌について子供たちと考えるという内容だった。「なでしこの歌」というその校歌は戦後の混乱期に母校の教員のみなさんが作詞・作曲したものだという。なでしこの花を人に例え生きる努力と勇気を示す内容だった。詩の中には学校名も地名も一切ないまさに教育の歌であった。そこから学ぶものは多く、チータがその校歌に対する熱い思いを訴えると見事に子どもたちが応えるという課外授業だった。

先週は装丁家の菊池信義さんが「自分の「生きる」を表紙にしよう」と題し自分にとって生きるとは何かを考えて表紙づくりに取り組んだ。内容はとても難しく始め子どもたちは直接的な表現しかできなかった。菊池さんはそんなんじゃ駄目、もっと「生きる」を追求しろと迫る。
中には先に進めず泣き出す子も。そんな場面で菊池さんは優しかった。一緒に考えてやる。そうして子どもたちは少しづつ課題を克服していく。 最後は大人では思いつかない様な表紙を子どもたちが発表する。私も本の装丁はこんな風に作るのかと感心した。

これこそ教育、大人も共育、今の日本の子どもたちに最も必要な時間と認識した。

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さて私は何をテーマに課外授業ができるのだろうか。
即思い浮かばない自分を恥じる。

あなたは何を?


by kokoro-tomnog2005 | 2005-10-27 00:05 | 人の生き方 | Comments(0)

ヒルズ族のお金の使い方

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月額家賃200万円のマンションに住むヒルズ族。
何かと世間を騒がすITベンチャーや投資会社、企業コンサルの社長たちは、ここを根城にいろいろ画策する。
企業買収で大きくなり、TV局、プロ野球に狙いを定めるところは数十年前のアメリカの亜流だ。  日本の伝統・文化に投資する社長はいない。
こうして日本がどんどんアメリカ化していく。
お金の力にものを言わせる風潮は、どう考えても多くの人の共感を得ないが。

ドフトエフスキーは、「金が何よりも卑しく、しかもいとわしいのは、それが人間に才能さえ与えてくれるからだ。」 モームは、「十分な金がなければ、人生の可能性の半分は締め出されてしまう。」     ヒルズ族の実態を言い当てていることわざだ。



一方、ソクラテスは、「富める人がその富を自慢したとしても、彼がその富をどのように使うかがわかるまでは彼を褒めてはならない。」と言っている。

それにしても家賃200万円とは・・・ 




by kokoro-tomnog2005 | 2005-10-24 08:05 | 人の生き方 | Comments(0)

田舎に泊まろう

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<テレビ東京・日曜 午後7時 >    
この番組、ずいぶん前から見ている。
芸能人が「泊めて」と来るから大半がOKを出し、
お客さま待遇で迎え入れる。
しかしその後、迎えられた芸能人の人間力に差が出始める。

ホストファミリーと共に笑い、涙する人もいれば
上手く交流できずに時間を持て余す人、たまに悪態をつく人も。

言葉遣いもいろいろだ。あくまでも謙虚に敬語で通す人、家族の一員になったつもりで
馴れなれしい言葉を使う人、たまに高飛車な言葉の人も。



好感を持つ時、不快感を持つ時、その芸能人の生き様がわかって面白い。
自分が芸能人だったらどういう泊まり方をするのだろうか。










by kokoro-tomnog2005 | 2005-09-05 23:22 | 人の生き方 | Comments(0)

宮沢賢治という生き方

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宮沢賢治の珍しい水彩画 「日輪と山」


農民と共に生きようとした宮沢賢治の水彩画には、必ず「広がる空(天空)」が
描かれている。賢治が幼少の頃、東北は相次いで凶作に襲われ、農民が苦しんだ。
そのような体験からこの絵は、天空の美しさと災害を引き起こす不気味さに
農民の悲しみを映し出したかったのだろう。


「農民は生きる喜びをもっと感じてほしい」と音楽を聴かせたり、土壌改良・肥料相談などを
繰り返した。地道な努力はやがて農民の心に伝わる。

かたや東北農民を救済するはずだった陸軍青年将校たちは2.26事件を起こし
戦争の道へと突き進む。あげくは農民たちを戦場に引きづりだしていった。

この生き方の大きな違いは何だろうか。


○明治29年8月27日岩手県・花巻町に生まれる。○
  ***本日生誕109年***

○宮沢賢治記念館HP http://www.city.hanamaki.iwate.jp/index.html
○参考文献:一枚の絵9月号「特集・わたしの宮沢賢治」


by kokoro-tomnog2005 | 2005-08-27 14:09 | 人の生き方 | Comments(0)

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プロレスラー・ジャンボ鶴田を覚えてますか。全日本プロレスのエースでジャイアント馬場の後継者だった男。
山梨県出身、高校時代はバスケットボール選手、中央大学でアマレスに転向。ミュンヘンオリンピック出場。
全日本プロレスにスカウトされ入団。その後数々のタイトルを奪取する。42歳のときB型肝炎、入退院を繰り返す中で
筑波大学大学院に入る。以後慶応大学、中央大学で講師をつとめる。平成11年プロレス引退後、米国・ポートランド大学で教授となる。しかし平成12年5月13日フィリピンで臓器移植を待つも他界する。
転機をプラスに変えて行く人だった。
今でも根強いファンが多く定期的に追悼イベントが行われており、カリスマだったことがうかがわれる。私も好きだったプロレスラーの一人。
生存していたら現在の国内プロレスは全く違ったカタチになっていたかもしれない。

**鶴田のフィギュアを持っていたことを想い出し懐かしむ。*


by kokoro-tomnog2005 | 2005-08-25 22:41 | 人の生き方 | Comments(2)

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イラクで昨年5月、武装勢力に殺害された戦場ジャーナリスト橋田信介さん(当時61歳)の
遺族が保険会社のAIUに死亡保険金750万円の支払いを求めた訴訟は、23日東京地裁が請求を棄却した。
判決理由は「保険約款にある免責事由のうちの武装反乱にあたる」という。
保険種類は「海外旅行傷害保険」だった。

当該保険普通約款の第2章(保険金を支払わない場合)第3条(その1)1項の8は、
<戦争、外国の武力行使、革命、政権略奪、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または 暴動>の場合は保険金を支払わないとある。

この免責事由で支払われないとされたことは、遺族にとって気の毒だがやむ得ない。

遺族は、保険金でフリー記者支援の基金設立を計画していたようだ。
基金設立は実現できなくなったとあるが、橋田さんの意志を伝える書籍は自身がいくつも残している。そうした記録に目を通すことで戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えていく道がある

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今回の結果は、橋田さんの意志をさらにクローズアップすることになったのではないか


by kokoro-tomnog2005 | 2005-08-24 23:19 | 人の生き方 | Comments(2)

菊次郎とさき

毎週この番組を見て笑いそして涙する。子どもの頃の風景がよみがえってくる。
みんな貧乏だった。昭和30,40年代の話しだ。
私も少年時代に両脇が伸びたランニングを着て居間のちゃぶ台にあごを乗せていた時を思い出す。

飲んだくれの父親に教育熱心の母親。家族思いの長男、母親の手伝いを欠かさない長女、母親の言いつけをよく守る次男、親に反発してばかりの末っ子、孫たちを可愛がる祖母……。そんな北野家の面々に、思わず自分の家族を重ねてしまう人も多いのではないでしょうか?  最近では、ちゃぶ台をひっくり返す父親や子どもに手を上げる母親は少なくなりましたが、『菊次郎とさき』の人々が生活する昭和30年代は、そういった親は少なくありませんでした。きびしく育てる、それこそが愛情。それが家族の有り方、絆だったのです。(番組HPから)



名優・陣内孝則、室井滋の二人を中心に名脇役たちの好演がドラマを感動させる!



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by kokoro-tomnog2005 | 2005-08-18 23:16 | 人の生き方 | Comments(1)

日々のことをお気軽に綴っています。(トムノグ)
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