美に生きる画家

寺井重三という生き方TERAI JUZO

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画家を志し21歳のとき日本画で日展入選を果たし、3年のブランクのあと4回連続入選する。

しかし画業で生計は難しく小学校教員として教壇に立つ。この頃、絵の好きな子供たちに熱心な絵画指導をする。


一方20歳後半から日本画に限界を感じ洋画に転向することになる。

周囲からは日本画で日展に5回も入選したのになぜ洋画にと猛反発される。
寺井は「当時の日本画界は、絵の良し悪しは別にして描きたいと思っても師の許可がなければ描けないというところに疑問を感じた。洋画壇の自由闊達な空気の中で自由に描き、それで駄目なら駄目で終わりたい。」と語っている。
絵画の原点を見つめ自身の思いを通す一徹さをもっている。

画業一筋の道に踏み込み教員生活を辞め生活苦難の連続となる。


幾多の荒波に揉まれ乗り越えてきたのは寺井の人柄そのものだ。


旧制中学時代の親友は「父親の教えもあったが小さい時から真面目でやさしい人でした。人を押し退けてゆくのではなく自然体で出てゆく人。昔も今と変わらずソフトで包容力のある人だった。」と語る。


わが道を失わず今日に至ったのは家族ならびに周囲の支援も当然だが、自身の生き方にあったことはいうまでもない。(参考文献:一枚の絵、1991年12月号)


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絵は作者の性格を浮き彫りにするといいます。重厚で人の心に安らぎを与えてくれる寺井の作品はまさにその言葉を地でいっていると思います。

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昭和3年・石川県生まれ  金沢美大卒
日展評議員 一水会常任委員
石川県七尾美術館収蔵
 

バレリーナや花の作品で高い評価がある。












by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-30 23:09 | アートな日々 | Comments(0)

心のふるさと

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核家族化と都市化が進みふるさとがない若者が増えてきました。
これは大変な問題です。
心の帰省地がないのですから拠りどころがないことを意味します。
父さん母さんの懐、家族のにおい、隣近所の人情の機微、幼なじみと遊んだ場所、そして母さんの手料理、かつての人々にはそれがあったから試練や挫折があっても頑張れたのです。



心のふるさとづくり、今の日本の大きな課題のような気がします。




千昌夫の「ふるさと四季をうたう」(作詞・作曲/遠藤実)


春は菜の花が揺れていた あの頃の母さんの笑顔に逢いたいな
夏は家族して海へ出た
リヤカーを引く父さんの背中は広かった

ふるさとはふるさとは 父母の匂いがするよ
あの人のあの友の 想い出を唄おう

秋は稲穂にも赤とんぼ 初恋のあの人と別れた山の駅
冬はしんしんと雪が降る
静けさに涙置き 心を休めたい

ふるさとはふるさとは 父母の匂いがするよ
あの人のあの友の 想い出を唄おう

私の育った所は都市開発が進められ、今では実家も隣近所の人たちも幼なじみもいません。
しかし形は残っていなくとも心のふるさとであることにかわりありません。
だからせめて自分の子供たちには心のふるさとを残してあげたいと思います。



(フォトは細君のふるさと静岡・西伊豆の風景です。
うらやましく思います。)





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by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-30 22:45 | お~い ニッポン | Comments(0)

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かつて関わったサッカークラブへ久しぶりに顔を出しました。
昭和53年創設、28年の歴史を持ち卒業生は有に千人を超えます。
最年長は40歳、社会のさまざまな分野に進出しています。
日本代表歴のあるJリーガーも輩出しました。
http://ficskokoro.blogzine.jp/nog/2006/04/post_5502.html

このクラブの特徴はチームで育った少年たちが再び戻ってきてコーチになってくれることです。
少年たち自身で創りあげるサッカークラブ、人材の循環という非常に深い意味があります。
こうした草の根の少年サッカーチームは全国に多数あり、それぞれの地域の情熱ある青年たちとそれを温かく見守る親や関係者によって地道に継続されているのが実態です。

Jリーグ下部組織の華やかなジュニアとかユースとかいうものは、これ等に比べればごく少数の活動です。
サッカーの頂点に立つ日本サッカー協会役員の皆さんには再度知ってほしい現状です。

そして
最も重要なことはサッカーを続けなくても社会に貢献する人材の源であるということです。




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by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-30 15:14 | 蹴球というスポーツ | Comments(0)

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今日は、自治会の夜警当番だった。
午後9時から2時間あまり自治会エリアを3人一組で2回ほど巡回する。



自治会内から志願した28人の男たちが自主的に懐中電灯を照らし、拍子木を鳴らしながら巡回する。



創始者は元自衛官のKさん、数年前にお亡くなりになったが功績は大きい。Kさんの存在がなければこの自警組織は生れなかったかもしれない。
現在は元警察官のFさんがリーダーとなって以前にも増して強力な活動をしている。自警団で一番若い30代で現役の消防官Nさんは救急時のノウハウを細かく伝授してくれる。
プロも交えた我自警団は他ではなかなか見られない充実ぶりだ。
今年は防災モデル地区に指定された。



正義の味方28人のおじさんは今晩も「カチカチ、カチカチ」と拍子木の音とともに暗闇に眼を光らせ巡回する。



http://ficskokoro.blogzine.jp/nog/2006/05/post_9804.html
(2006.5.21 地域生活の心)



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by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-29 23:43 | お~い ニッポン | Comments(0)

国の品格はまず治安から



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今日もさわやかな天気だ。
まさに秋日和、 事務所玄関のマリーゴールドに花粉の蜜を求めて
お客さんがやってきた。
○○シジミとかいう蝶だろうか、それとも蛾だろうか?
詳しくないのでわからない。
カメラを近づけても逃げない。
じっと見つめながら十数年前の同時期に仕事で出かけた欧州を思い出した。イギリス、スイス、フランス、イタリア4カ国の美術館を巡るひとり旅だった。

ひとりは恐い、スリにあったり、携行品が壊れたり、ホームレスの子供たちに囲まれたりと散散だった。

数年後アメリカに国際交流の仕事で行った時も近くで銃の打ち合いがあって恐い思いをした。
それから海外は苦手となり、その後は台湾に行ったきりだ。

さて安心・安全といわれた日本国内も最近頓に治安の悪い国に成り下がっている。
いつからこんな節操のない国になってしまったのだ。
弱い立場の子供、高齢者、障害者、女性たちを守れなくてどうする。
治安を保つためには、経済の安定・社会保障の充実・外国人受入制度の確立など諸整備が大切だが現状はどうだ。明らかな内容の低下で社会の平穏を脅かしている。
品格を保てない状況にしてしまった責任はどこにあるのだろか。

マリーゴールドと蝶をふとながめたことから思わぬことを考えてしまった。 ああ~・・・


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by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-28 13:55 | お~い ニッポン | Comments(4)

チャリィの仮装大賞

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メイドカフェ・チャリィへようこそ!
冗談です。



かわいそうに二女にこんな格好をさせられてしまったチャリィ。
しかし服を着るのが嫌いではないチャリィは結構ご機嫌です。



僕、男の子ですよ。
「萌え~」なんて言わないよォ~


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by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-26 21:14 | 愛犬チャリィ | Comments(8)

秋日和の今日

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 まさに秋日和、家の中にいる手はなく清清しさを感じたくチャリィと細君のトリオで国営武蔵丘陵森林公園へ行きました。
公園内は多くの家族連れがお弁当を広げたり、昼寝をしたり、サイクリングなどしたりと長閑な光景が見られました。



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ひんやりとした木陰でチャリィも気持ち良さそうに穏やかな顔つきで木々を見つめています。

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真っ赤な群生は彼岸花です。
写真愛好家たちがああだこうだとカメラアングルを気にしている姿があちこちに見られました。

南口から中央口まで約5キロを散策し3時間ゆっくり過しました。
歩き通しのチャリィは、帰宅しシャンプーしたあと、よほど疲れたらしくぐっすり寝てしまいました。

チャリイは平日ひとりぼっちの時間が多いのでこんな楽しい外出をすると明日からギャップを感じてグレなきゃいいのですが。



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by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-24 17:57 | つかのまウォッチング | Comments(2)

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伊豆に住む妻方の姉夫婦から伊豆でとれたての鮎をいただきました。義兄が釣り人で定期的に川、海からさまざまな魚を我家に提供してくれます。

フォトの鮎は数日前にとれたばかりで鮮度も抜群、塩焼きにしていただきましたが身も引き締まっていて美味でした。
晩酌を日本酒としている私は、最良のつまみに満足し喜びも一入でした。
兄さんありがとう!

義兄は長女に「あゆみ」と名づけたほどの釣り狂です。
今度は何を送ってくれるかな。
海のない埼玉に住む私は楽しみにしています。
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別館ブログにも同記事を掲載しました。



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by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-22 23:00 | コーヒーブレイク | Comments(6)

自民党総裁に安倍晋三さんが決まりました。
昭和29年生まれでトムノグと同年ですが
安倍さんは「金のスプーン」の上で育った上品な方です。
私はというとスプーンどころか「木製の硬い箸」につかまれたり離されたりして育った典型的な庶民です。
育った過程はまったく違います。
生きてきた年数だけが同じです。



私たちの世代から総理大臣が出るなどとは夢にも思いませんでした。そのような意味では喜ばしく応援したい気持ちで一杯ですが。



さて安倍さんの政権構想は
「美しい国、日本。いま、新たな国づくりのとき」
というテーマです。



その基本的方向性は
●文化・伝統・自然・歴史を大切にする国
●自由と規律の国
●イノベーションで新たな成長と繁栄の道を歩む国
●世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのあるオープンな国
とあります。
そしてそのための具体的政策はというと
自身の公式サイトで発表していますがとても抽象的な言い回しで現実味を感じません。
何か政策関連の書籍類から抜粋したような内容です。
熱い心を感じないのです。



「美しい国、日本」って何でしょう。
国を愛し誇りに思う心を持つことでしょうか。
そのような心を育む環境をつくってくださることでしょうか。
息の長い地道なことで意図してつくれるものではないような気がします。
まして今までの政治が「美しい国、日本」を壊してきたのではないでしょうか。

経済格差を容認し、人に冷たい小泉政権下の副社長だった安倍さんが「美しい国、日本」をどう形成していくのか当分の間、期待と不安で見つめていくしかありません。


(注)
現在私は特定の政党や政治家を支持しておらず無党派層です。
唯一、昔「サラリーマン新党」というのを心の中で応援したことがありますがすぐ無くなっちゃいました。


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by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-20 22:55 | お~い ニッポン | Comments(2)

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9月16日・17日
夏の行楽シーズンも終わった週末に出張で西伊豆を訪れた。
シーズン中の賑やかさはうそのように海辺は閑散としている。



仕事の合間に買い物に出た際、少し時間があいたので突き出た岩場から海岸沿いを眺めた。
観光客と思しい数人がプライベートビーチで遊ぶが如くゆったりとした時間を楽しんでいる様子がうかがえた。



眺めているこちらもゆったりと流れる時間を感じる。
こうした空間にいることが真の安息なのであろう。



週明けはまたしても都会の喧騒の中で仕事をこなさないといけない。
今この時間が長く続くことを願い、フッーと重い溜め息をついた。





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by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-17 23:35 | つかのまウォッチング | Comments(0)

日々のことをお気軽に綴っています。(トムノグ)