老後は都会か田舎か

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老後を田舎で暮らす紹介本は沢山あるが、都会で暮らそうという本は滅多にない。
先日書店で偶然目に入ったのが「老後は銀座で」という本だ。
この本によれば普通は老後に静かな環境を求め大自然と一体となった暮らしを考える。
さぞやくつろぎの毎日になるだろうと。
しかし「静かな」と「寂しい」は紙一重というのだ。
だから一足飛びに都会の喧騒を離れて田舎暮らしをしようというのは危険だという。

老後に居を定める場所は土地勘があって多くの人で賑わって上質な芸術文化が楽しめ、医療施設も完備され、自分の好みや必要性に応じてすぐに全てが手に入るところが良いと。
だからといって物質主義をとるのではなくて洗練された簡素な生活をそこに目指すのだという。

確かにそれはいえる。
都会と田舎を考えるのにとても良い本に出会えた。
この本から老後の目指す生活を考えたいと思う。

現状はまだまだ現役で仕事を続けなければならないので喧騒と雑踏からは逃れられない。
だから田舎暮らしを夢見てきたが考えが浅かったかもしれない。

しかし都会か田舎かと問われれば
今は
「田舎」と答える。


by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-27 19:14 | 人の生き方 | Comments(6)

心のささえ

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今日、都内のお客様で80歳代の男性宅を訪ねた。
もう20年来のおつき合いで毎年この時期にお会いできるのを楽しみにしている。
男性は現役時代は社員数百人規模の会社の社長をやっていた人だが大変穏やかで紳士で愛妻家である。
私はその人柄に知り合った頃から尊敬している。

今日は玄関で顔を合わせた際に少々元気の無い様子だったので嫌な予感がした。
仕事上の手続きをすませ雑談に入った。
私は昨年来、入院している奥様の様子を何気なく尋ねた。
すると突然下を向いてしまい嗚咽し始めてしまった。
私は驚きしばらくどうして良いかわからず声をかけられなかった。
数分して男性は「妻はこの10月に旅立ちました・・・」と言われた。
奥様は79歳で長年パーキンソンを患われていた。
ここ数年はほとんど寝たきりであった。
男手で介護は大変であったろうに、それでも生きていて欲しかったと心の底から言われた。

心のささえを失った男性は
「明日のことはわからない。」
と私に向かって静かに言われた。
そして毎年ご自宅の庭になる柿を二つくださった。
「妻が好きだった柿です。食べてください。」

帰り道、無性に悲しく涙がこぼれた。


by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-25 18:50 | 人の生き方 | Comments(2)

オーシャンビュー



 

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所用で福島・いわきに行きました。
片道250キロもあるので小名浜に宿泊しました。
運良くチャリィもOKのホテルでした。
全室オーシャンビューでごきげんです。
目の前はヨットハーバーでした。



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翌朝6時、曇りでしたが朝陽がちらり



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チャリィは非日常空間にもかかわらず食欲旺盛でした。
犬もきっと気分イイんだろうなあ。

ここしばらく旅行らしいものをしていなかったので良い気分転換になりました。
特に家にいることの多い細君は喜んでいました。


by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-23 12:01 | つかのまウォッチング | Comments(0)

               

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これを見ているだけでくすくす笑ってしまう。
78歳の落語家は今も旬!

代表的な演目は「ガーコン(歌で綴る太平洋戦史)」「ジャズ息子」
いずれも新作で漫談のような落語のような
師匠の新作はおもしろい。(古典はう~ん・・・)

酒が大好き!
高座が終わって楽屋で一杯やっていると誰も近寄らない。
飲んだらいろいろすごいんだそうで・・・

寄席でトリをとっている時があったら是非見に行くことを薦めます。
多分高座の噺が終わった後、ギター弾き語りで「ラ・マラゲーニャ」を歌ってくれます。
その姿を見たら
そんじょそこらの落語家とはちっと違うことがわかる。

http://www.youtube.com/watch?v=ctT4YbfDo4Q&feature=related

[E:bomb]


by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-18 09:40 | 落語百席 | Comments(0)

気楽な稼業

気楽な稼業っていうのはないのでしょうか。

「稼業」とは一般的に生活を支えるための仕事のことをいいますね。
生活を支えるのだから楽な訳はなく、楽しいはずもないのですが
かつて経済成長期は社会全体が明るく活気があって皆仕事を楽しんだり、やりがいを持ったり前向きでした。

今のような経済が下降して変革に向かっている状況では
良い話しもなく、制約ばかり多くて仕事があるだけありがたいと思えといわれます。
ホントそうなのかなあ?
誰かが作った言い訳だよね。
「仕事があるだけありがたい」なんて・・・
そんな社会がいいわけないじゃ~ん。

仕事が戦いとか苦しいとかでは人間みんなダメになっちゃう。
気楽な稼業と思える仕事はあるのか、ないのか。
あるとすれば
社会全体で作るものなのか、それとも自分自身で作るものなのか。

お~いニッポン 気楽な稼業はどこにあるのぉ~




by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-17 08:54 | お~い ニッポン | Comments(2)

      

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昨日、押尾コータローの09ツアー最終ライブに行った。
ギター好きの弟とファンクラブ会員の細君と3人で連れ立った。
メジャーデビューから7年、最初はそのギター奏法に驚き感激、
興奮したが何度もライブを観ているうちに最近は一定の距離をもつようになった。

多くのファンの方々は相変わらず絶賛し、他のブログでも好意的な記事ばかりだ。
彼を辛口批評する記事は見当たらない。
しかし私はここ何度かのライブに少々物足りなさを感じている。
何がと言われても核心にせまることはできないが多分、特異なギター奏法を聴かせるだけの時期は過ぎたのだろうと思う。
演出、創作、MCなどいくつかの課題をクリアーする転機なのかもしれないと勝手な解釈をしている。



・・・
まあこんな風に感じるのは私個人の中のことなので熱烈なファンの皆様は聞き逃してください。
いずれにしても更に飛躍し進化する押尾コータローを期待したいと思います。


by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-15 16:49 | 押尾コータロー | Comments(0)

中山うり

                

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中山うりは現役の美容師でシンガーソングライター
アコーディオンを弾きながら独特な曲調で歌う。



アコーディオンの音色が優しさを呼びさらにゆったりとした歌唱が何ともいえない。
驚くことに曲の合い間にトランペットも演奏する。
こんなアーチストが今までいたろうか。
私は2年くらい前に雑誌で知って早速買い求めたアルバムが2枚。
「ドレミファ」と「エトランゼ」



休日にお茶を飲みながら聴くも良し
休前日夜に酒を飲みながら聴くも良し
とにかく休みのひと時に聴くのがたまらない。



機会を見つけてライブにも行きたい。



http://www.worldapart.co.jp/uri/prof.html


by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-14 10:12 | 音楽三昧 | Comments(0)

夕笛

                

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ふるさとの 蒼い月夜に    ながれくる 笛の音きいて
きみ泣けば わたしも泣いた  初恋の ゆめのふるさと
・・・



西條八十 作詞  船村徹 作曲

・・・



なんて情緒的な楽曲だろうか。
こういう作品を日本人は忘れてはならない。



*船村徹:作曲生活50周年記念・自作自演CDを聴きながら



[E:shine]


by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-13 23:44 | お~い ニッポン | Comments(0)

柳家権太楼

          

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年間600席、今一番多くの高座をつとめる落語家は柳家権太楼といわれる。
確かに各所の寄席には必ず名を連ねる。
その特異な存在には多くの人気が集まる。
高座はいつも満席

私も好きな落語家のひとりで権太楼師の落語は背景と人物が特徴的によく見える。
だから面白い。
フォトのCD「疝気の虫(せんきのむし)」は権太楼節ならではの語りで誰も真似ができない。
虫の気持ちを滑稽に可笑しく表現する。
とにかく面白いので一度聴かれることをお薦めする。
その可笑しさを知ったら他の噺も聴きたいと思うのは当然だ。

権太楼師匠は筋の通った頑固者である。
若い頃、NHK新人落語コンクールで最優秀賞をとれず優秀賞だった時に"こんなものいらねえ、トップがとれなきゃあダメだ”と思ってインタビューに
「カップ軽すぎます」と応じたエピソードがある。
それと
近年珍しい弟子の破門、厳しい師弟の世界に生きる落語家の中でも
なかなか破門をする師匠は少ない。
業界全体がぬるくなっているのだ。
でも権太楼師匠は真打にまでなった有望な弟子を破門にした。
事の真相はふたりにしかわからないが、弟子を切るというのは師匠としても辛かったことであろう。

わずかこの2つのエピソードだけでもすごく人間臭い師匠は高座に上がり続け落語の真髄を追求している。

だからこの人の落語は聴く価値がある。


・・・
http://www.web-gon.com/index.html


by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-13 09:32 | 落語百席 | Comments(0)

枯葉に思う四季

     

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庭の柿の木の葉が枯れて散っていく。
むかえる冬支度・・・
しかし
そんな季節感はあまり感じない。
今年も暖冬だろうか。

・・・



かつて四季の変化は人の心も豊かにし社会生活も穏やかだったと思うが。
昨今の凶悪事件や人間同士の落とし合いは心の豊かさがなくなったということだろうか。

・・・

とすれば四季の変化が持つ意味は大きい。

・・・





by kokoro-tomnog2005 | 2009-11-12 08:58 | つかのまウォッチング | Comments(0)

日々のことをお気軽に綴っています。(トムノグ)