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絵画の修復

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私が趣味で蒐集した絵画の中に薄汚れている作品がある。

たぶん経年によるホコリやカビなどの汚れと思われる。
なんとか元の状態に戻せないものかと思案していた。
そうした中、標題の本を見つけた。
修復の過程や作家達の真実を述べた内容だが実に面白い。
芸術を理解する感性や作家の知られざる技量なども紹介されている。

夏の月末に一気に読み通した。
マニアックな本だったが絵画を見る眼を養うに十分な内容だった。
結果、先の薄汚れた作品は素人の自分にはとても直すことができないことがわかった。
家庭用洗浄剤を薄めて洗ってみようかと考えていたが浅はかだった。
さて修復するに値する作品かどうか。
この本を読めばわかる。


by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-31 09:25 | アートな日々 | Comments(0)

     

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暑かったり、寒かったり、雷が鳴ったり、地震があったり、もう完全にぐろっき~なチャリィです。


by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-22 15:47 | 愛犬チャリィ | Comments(0)

ある夏の日(水彩画)

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「ある夏の日」 トニー・コーチ(米国)

この水彩画は魅力ありますね。
でも誰でも簡単に描けるという訳ではないんだよね。
多くの技法と道具が必要です。
そのためには基礎をきちんと習得して心を表現しなければダメなんだって。
ちなみに手前の雑草はポケットナイフで絵の具を削って描いているんですよ。

実は今、トニー・コーチの水彩技法を遊びながらちょっとづつ学んでます。
こんな風に描けたらどんなに楽しいでしょうか。


by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-21 15:59 | アートな日々 | Comments(0)

アンズ

     

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小磯良平(1903-1988) 洋画家
「アンズ」1959 (図録)

人物画の多い小磯だが静物画も描いている。
これは水彩画でとても精緻だ。
卓越したデッサン力が表れている作品といえよう。

小磯の作品はすべてが丁寧で品がある。
これはひとえに作者の心の表れと思われる。


by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-13 08:00 | アートな日々 | Comments(0)

T嬢の像

     

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小磯良平(1903-1988) 洋画家

「T嬢の像」1926 (図録)


T嬢なんて文字だけだと艶かしい小説を想像したりするのは男性だけでしょうか。

そんなの我々庶民男性だけですね。
小磯先生は違います。
モデルのT嬢とは、また従姉妹にあたる「敏子さん」
幼い頃から一緒に過ごすことが多かったそうです。
小磯は「敏ちゃんは心の美しさが顔に出ている」と言って敏子さんをモデルにしたという。
顔立ちは小磯に似ていて兄妹のようだ。

この画はT嬢が目線を窓の方に向けている。仕上げの段階で、小磯は窓の外を飛ぶ蜂に敏子さんが目をやった瞬間を描いたと解説にある。

描く側も描かれる側も気品が漂う。育ちの良さなんでしょうね。


by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-12 09:42 | アートな日々 | Comments(0)

洋裁する女達

アートな日々はまだまだ続きます。
今夜は日本洋画壇正統派の第一人者、小磯良平の作品です。

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小磯良平(1903-1988) 洋画家 「洋裁する女達」1939 (図録)

卓越したデッサン力により「欧州絵画の古典的な技法を日本の洋画に根付かせる」ための表現を追及し、一貫して清楚で典雅に多くの作品を描いた。
この画を「何か目的を持ってしているということは案外美しい姿態である」と小磯は呟いた。

私はキャンバスに位置する3人の女性の絶妙なバランスが好きである。


by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-11 22:18 | アートな日々 | Comments(0)

白い芍薬

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高野三三男(1900-1977) 洋画家 「白い芍薬」1960 (図録)


芍薬は白、紅、紫などの大形の花を咲かせます。
高野の描く芍薬は文句なく「白」です。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
美人を形容する言葉に高野の思いが表れているような気がします。


by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-09 08:59 | アートな日々 | Comments(0)

胸に手を置く裸婦

    

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高野三三男(1900-1977) 洋画家 「胸に手を置く裸婦」1930 (図録)


乳白色の地肌づくりは高野の独特な技法に基づくものである。
藤田のそれとは全く違うものなのだ。
長い巴里生活の中で独自の感性を磨き上げた結果による。
その前提として藤田から教えられたことがある。
「もし必要なら自分で工夫し、自分で見つけ出すこと、でなければ本当に自分の役には立たない」と。
高野は藤田のこの忠言に対して
「私にとってそれ以上のありがたい教訓はなかったと思っています」と応えたという。


by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-08 21:56 | アートな日々 | Comments(0)

ヴァイオリンのある静物

「画家はアーチストである前に、まず有能な職人でなければならぬ」とは藤田嗣治の口ぐせで
パリにいるすべての画家の常識であったという。
本日紹介の高野三三男の作品はその確かな職人によって描かれたものである。

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高野三三男(1900-1977) 洋画家 「ヴァイオリンのある静物」1937 (図録)

高野三三男の油絵はその質感に陶器のような高貴な香りが漂っていると評されている。
真骨頂は裸婦だが機会があればアップしたい。


by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-08 09:53 | アートな日々 | Comments(0)

二人の子供と鳥籠

ここのところアートな気分が続いています。
国内外を代表する画家の作品から国内の中堅や無名の画家の惹かれる作品の実に多いこと。
今日は世界を代表するエコールドパリの巨匠・藤田嗣治の作品ですが、なんかぐいぐい引き寄せられていく心のアートを感じます。


藤田嗣治(1886-1968) 洋画家
「二人の子供と鳥籠」1918(ポストカード)

特色ある顔立ちの子供、無表情なのですが何か語りかけてきそうな雰囲気です。
この作品のポイントはなんといっても後方の鳥籠でしょうか。
子供たちの柔らかさに比べてがっしりした硬さがあります。
鳥籠に例えた何かなのか、単なる鳥籠なのか・・・




by kokoro-tomnog2005 | 2011-08-07 20:49 | アートな日々 | Comments(0)

日々のことをお気軽に綴っています。(トムノグ)


by トムノグ