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2022年を迎えて

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片岡球子の赤富士を模写しました。油彩なので線描ができていません。
素人の落描きです。 

新年を迎えて従来なら明るくちょっとした展望を描くものですが、感染症禍3年目は心地がよくありません。
なかなか収束の兆しが見えません。
打開策はワクチンと治療薬なんでしょうが、有効性や安全性となると簡単には進まないのかもしれません。
もちろん世界レベルのことなので限られた国だけが先行しても解決できないことはわかります。

3年目の今年こそは収束と誰もが期待していますがいろいろな情報を見るとまだ2~3年は感染を繰り返すようです。インフルエンザだって大変ですがその域までいくのはいつなのでしょう。

このような状況下でどんな生活を送っていくのかはとても大切なことです。
以前のような生活をしようと思ってもできません。
感染予防しながらできること、何かに夢中になれることがあったら貴重です。
私は、軽めの仕事、趣味の絵を見ること描くこと、孫の成長を喜ぶこと、某大学の科目履修をすること。
で気持ちを維持しています。

以前のように週末に繰り出していた居酒屋探訪は今はできません。
数年先に収束した時は本格的な老人になってしまうのでその先はもう出来ないでしょう。
自己満足の術と価値観を変えなければならないと思います。
ただ腐っていただけでは無為の時間が過ぎていくだけです。

新年を迎えてあらためて感じることでした。


# by kokoro-tomnog2005 | 2022-01-12 15:32 | お~い ニッポン | Comments(0)

年賀状どうする

憂鬱な時期がやってきた。
12月という月は1年の締めくくりとして行動は伴っていないのに気分だけは慌ただしい。
仕事の締めや大掃除、年始用の買い物や挨拶。

従来通りの習慣だったが感染症禍にあって事情はずいぶん変化してきたように思う。
自粛という行動だ。
それとテレワーク化によるデジタルの促進。
年末年始の挨拶は自粛、忘年会・クリスマスも自粛。掃除も特に大掃除にしなくていい。

そうすると一番憂鬱な年賀状もやめてすっきりしたい。
義理を欠くことになるかもしれないが、受け取る立場で考えると来なかったからといって失礼と感じたことはない。むしろ印刷だけの葉書なら何も感じない。

というわけで年賀状はやめよう、その代わりは普段の電話やメールでいいかな。
と都合よく悩んでいる。
(まだ2週間もあるが)


追伸:12月23日
結局、年賀状を出すことにしました。(笑)





# by kokoro-tomnog2005 | 2021-12-16 12:00 | お~い ニッポン | Comments(0)
昨日展示終了間近の松下紀久雄特別展(福生市郷土資料室)へ行ってきました。

昭和以前のむかし風景が完全に消えて今や社会はデジタル化、大衆向け個人商店も減り、街はコンクリート化、感染症禍にあって人の心も冷たく乾いて殺伐としています。
このままで人が人らしく生きていくためにはむかしへ回帰するしかないのではないかと思うのです。

松下紀久雄の作品は後世へ警鐘を鳴らす貴重な史料です。
私は定期的に乾いた心に湿り気を与えるようにじっくり鑑賞して大事な生き方を思います。


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展示室に入った途端、昭和以前の空気が漂っています。


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絵だけではなく、徳利やお猪口なども制作していました。
描かれた図柄に魅かれます。

今回展示されていませんでしたが、「夜汽車」F8号 が気に入っています。
夜汽車でどこへ移動するのでしょうか。
車内で休む人々の姿に人としての息吹を感じます。

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来年の展示も楽しみにしています。




# by kokoro-tomnog2005 | 2021-12-04 11:21 | アートな日々 | Comments(0)
懐かしのグループサウンズを思う_c0340785_11011411.png

1960年代後半に流行したグループサウンズ

今の若い人たちは「それ何?」でしょう。
欧米のロックグループに影響され、日本で生まれた独自の音楽分野とでも申しましょうか。
ロックじゃないけどね、ヴォーカルとギター、ベース、ドラムスの編成で曲調は歌謡曲?。
5年くらいの短い期間でしたが雨後の筍のようにたくさんのグループが誕生しました。
中でもスパイダース、ブルーコメッツ、タイガース、テンプターズ、ワイルドワンズ、オックスなどが人気でしたね。
当時の大人たちにはカルチャーショックだったんでしょう。
非行につながると言ってことごとく禁止令を出しました。
聴いちゃいけない、コンサートに行っては行けない、長髪はいけないとか。
オックスというグループは異色でした。コンサートでは失神パフォーマンスを演りました。
やらせと思いますが実際会場では前列の席の女の子たちが失神しました。(サクラ?)
当時だから許せた演出でしょうか。(あくまで個人的感想です)

ピーク時、私は中2でした。隣の席の女の子がタイガースファンで特にジュリーに夢中で休み時間にその話に付き合わされました。ある時、つまらない授業中にジュリーの話を振られ聞き役でしたが前の席のガリ勉の女の子に「うるさい」と怒られ、挙句は先生に怒られ二人とも教室の後ろに立たされました。
笑える思い出です。

そして50年経て、レコードで聴いてみました。これは完全な懐メロです。
今の若い人たちには通じませんね。(笑)



# by kokoro-tomnog2005 | 2021-11-25 11:44 | 音楽三昧 | Comments(0)
欧米で高く評価された版画家・山岸主計_c0340785_14503770.jpg

「ジュネーブ湖畔」 木版画 28×39.5cm(自画、自刻、自摺)1929年制作  個人蔵
山岸主計(やまぎし・かずえ)1891-1984

1926年、東京美術学校長の推薦で文部省から「欧米各国における版画に関する調査を委託され」米国、欧州各国に渡る。当時35歳、版画における技量が認められた瞬間であった。
この作品は、帰国直前の1929年2月にジュネーブにて写生したもの、山岸が手掛けた世界百景の1枚。

私は神田神保町の版画店で入手した。
山岸の作品は緻密で洗練され美しい、欧米で高く評価されたことは頷ける。

世界百景のうち「サクラメント州庁所見(1927年)」「セーヌ河畔にて(1928年)」は手元にあるがまだ見ぬ97作品(笑うしかない途方もない数)に思いを馳せる。



# by kokoro-tomnog2005 | 2021-11-16 16:17 | アートな日々 | Comments(0)

日々のことをお気軽に綴っています。


by トムノグ