善意を受ける側は

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先日、電車を利用して久々の移動中、私はドア付近に立っていた。途中若い夫婦?が乗ってきた。女性は明らかに妊婦。空いている席はなく二人は7人掛席前の吊革に手をかけた。夫は新聞を広げ読み始めた。少しすると座っていた青年が妊婦に席を譲った。妊婦は無言であたり前のように座った。夫は意に介さず何事もなかったように新聞を読み続けていた。さすがにその二人の無愛想さに青年は不意をつかれた様子で苦笑いをしながら偶然にも私のいるドアの場所に移ってきた。私は瞬間的に青年へ目配せしてしまった。青年は先ほどと同じく苦笑いをして私に応えた。青年の「善意の心」は見事に相手に伝わらなかった。この若い夫婦はどんな家庭を作っていくのだろうか。かたや青年の前途は目に見えて明るいことを確信した。



「日本の一番美しい言葉が失われる」http://blog.goo.ne.jp/hhh1010/e/d8b5d276c7265fc4d6844d2c42860347


# by kokoro-tomnog2005 | 2005-08-03 21:55 | お~い ニッポン | Comments(4)

続・武蔵野の情景

「早春武蔵野」 F60号 悳 俊彦(T.ISAO)

武蔵野といえば関東きっての台地で、多摩川流域にあって、古代原生林の名残りをいまにとどめる稀少の景勝地でもある。樹齢数百年の欅や樫の大木が静かに暮れる平野に高くそびえる風景は、文字通り天然の“絵画美”として特に小説家・詩人・芸術家たちの目を楽しませ、多くの秀れた作品の題材として重宝がられたようだ。そこには日本独特の静寂の中に秘められた“わび・さび”の情趣が実存している。この素晴らしい好題材も高度経済成長により新しい社会づくりを理想と考える人たちの手によってその姿は無残に破壊され・・・・・・・・・・・・(略) 
悳 俊彦(いさお・としひこ)が「武蔵野の四季」を描き続けるようになった動機は、一人の画家としての現代社会に対する義憤から発したものである。(悳 俊彦画集、評・中井慎吾)



手に入れたい作品のひとつだが60号という大作で号評価からすればとても叶わぬ夢である。
郷愁感がさらに募り、この作品がどこにあるのか一目会ってみたい。


# by kokoro-tomnog2005 | 2005-07-31 01:56 | アートな日々 | Comments(0)

愛犬チャリィ

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平成15年10月25日にチャリィ(生後2ヶ月チワワ・♂)は、我が家にやってきた。
近くのホームセンター内ペットショップから。
この狭いハウスから出してくれと言わんばかりにチャリィは私を見つめていた。
当初価格から35%引きだった。買い手がいなかったのだろう。
私は俳優の清水さんとクーちゃんのようにチャリィと数分間見つめ合った。
そして衝動的に購入した。家族は大歓迎だった。しかし翌日からチャリィの様子がおかしくなった。
激しい咳き込み、苦しそうな息づかい、今にもだめになりそうな。あわてて獣医さんに診てもらった。
細菌性の病気でひょっとしたら生きられないとの診断だった。
わぉー病気持ちだったから35%も値引きされていたんだ。
生産物賠償責任?・・・などと仕事柄思いつくペットショップの責任が頭をよぎった。
すぐさまTELし「病気がわかっていて販売しましたね」と詰め寄った。
店長は手馴れた口ぶりでいろいろ言い訳をしたうえで「他の犬と替える」と言い出した。
私は唖然とし思わず「もういい、私が治す」と言ってTELを切った。
咳き込むチャリィに向かって「お父さんが絶対病気を治してやるから」と言った。
あれから約2年が過ぎる。
今では我が家の狭い部屋を駈け回る元気犬に成長している。
そして私は世に言う犬バカ飼い主になり下がった?
(最近のチャリィはよく吠え、家族を困らせています。何か訴えているのでしょうか、それとも本能で?)

うさぎのような大きな耳、ねずみのような顔、体も大きくなって体重3キロ、きゅうりが大好物のチャリィは本当にチワワなのだろうか・・・


# by kokoro-tomnog2005 | 2005-07-30 15:43 | 愛犬チャリィ | Comments(2)

ブルーベリー

振替休暇の午前中を利用し思い立って妻と人気のブルーベリー摘みに出かけた。自宅から車で20分の「「ヒルトップファーム」。私は初めての体験で摘み取りのコツが解らず妻の指導を受けながら"取って味見をして取って”を繰り返し、約1時間で妻が600グラム、私が400グラム合わせて約1キロの収穫、なんだかちょっぴりうれしく、気分も晴れて帰宅した。最近は東京近郊でもこんなことができる。いい汗かいて午後の仕事に戻る。

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ヒルトップファーム(埼玉県比企郡滑川町・関越東松山ICから約10分)


# by kokoro-tomnog2005 | 2005-07-29 14:03 | つかのまウォッチング | Comments(0)

武蔵野の情景

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「武蔵関の池」 F8号 悳 俊彦(T.ISAO)昭和10年東京生まれ
武蔵野ひとすじにえがく画伯の愛惜の情と決意の堅さは高く評価されている。念願叶って今春収集できたこの作品も郷愁を感じ思わず見惚れる。

「武蔵野は気心の知れた幼友達である。武蔵野は私を絵へ導いてくれた師である。滅びゆく武蔵野をかくことが、私の画家であることの証しである。」だれでも生まれ育ったところには親しみを持つ。「画家もそこをかくのが一番ノーマルな考え方」だという。だがこの人のように10数年来作品の8割以上が武蔵野というのは異例だ。「美しさが強いので、よそへ行く必要を感じないのです。」この人のかく武蔵野は人が見過ごすような平凡な景色を題材にする。雑木林、けやき、農地。「武蔵野の美しさは農耕によって作られた自然美」それがどんどん侵され、すり切れている。「今では自転車で1時間走っても“私の武蔵野”はでてこない。取材するのに1秒を争う状態になっているんです。」(東京新聞(昭和49年11月13日)より)


# by kokoro-tomnog2005 | 2005-07-28 14:28 | アートな日々 | Comments(0)

日々のことをお気軽に綴っています。(トムノグ)


by トムノグ