善意を受ける側は
2005年 08月 03日
先日、電車を利用して久々の移動中、私はドア付近に立っていた。途中若い夫婦?が乗ってきた。女性は明らかに妊婦。空いている席はなく二人は7人掛席前の吊革に手をかけた。夫は新聞を広げ読み始めた。少しすると座っていた青年が妊婦に席を譲った。妊婦は無言であたり前のように座った。夫は意に介さず何事もなかったように新聞を読み続けていた。さすがにその二人の無愛想さに青年は不意をつかれた様子で苦笑いをしながら偶然にも私のいるドアの場所に移ってきた。私は瞬間的に青年へ目配せしてしまった。青年は先ほどと同じく苦笑いをして私に応えた。青年の「善意の心」は見事に相手に伝わらなかった。この若い夫婦はどんな家庭を作っていくのだろうか。かたや青年の前途は目に見えて明るいことを確信した。
「日本の一番美しい言葉が失われる」http://blog.goo.ne.jp/hhh1010/e/d8b5d276c7265fc4d6844d2c42860347
TB有難う御座いました。
皆さんも、単純に大変だろうなーと単純に思い席を譲る・替わっているのですよね。お礼を言って貰いたくて席を譲っているのではないのですが、私は妊婦だから・病人だからと甘んじ、当然のように行動する常識と言うものの無さに腹をたてると言うより呆れている心境が伝わってきました。頭くらい下げたって罰か゛当たりませんよね。こう言う時はお互い様です。こんな行動はとりたくありませんネ。「有難う」是が日本人の良さだったはずです。
「美しい言葉が失われる」なんてきざでしたね。
NHK朝の5時から「感謝の言葉」を何かの機会に言えなかった人・言いたい人etcの便りを募集して放送している事を最近知りました。言いたいが言えない人・言った積もりが伝わらないと言う理由が有りますね。感謝の気持ちを皆が持ち続けて居る事を知り安心しました。良い日本の伝統は引継がれる事を祈りながら・・
「ありがとう」「すみません」美しい言葉だと思います。感謝の気持ち、素直な心の表現大切ですね。
NHK朝5時にそんな良い番組をやってるんですか。
大勢の人が見られる時間帯に放送してほしいですね。(心の手帖・トムノグ)