人口減少の不安と希望
2005年 08月 28日
日本の人口は2030年(25年後)には
2000年対比で14%(1,760万人)の減少となり、
2050年(45年後)には2000年対比で
32.4%(4,070万人)減少し1億人を割ると推計されている。
この人口減少は、人口を基礎とする社会保障制度、民間保険事業などに多大な影響を与えることになり、いずれ現制度では立ち行かなくなる事を意味している。
一方、経済の縮小は余儀なくされるものの、新たな価値観が生まれ、
真に豊かな社会が実現する可能性も見込まれる。
まずは四半世紀後をにらんだ抜本的な制度改革が必要だろう。
遅まきながら、今この時だ。
しかしこの10年間、わが国はいったい何をしてきたんだろう。
日本の将来、子孫たちに負の遺産を残してはいけない。
今この時に生きている我々国民の責任である。
国政選挙がまもなく公示されるが前進する変化が起きてほしいと願っている。