水引の種類を知る
2005年 09月 06日
ここ数日の間に、訪問したお客さまから相次いで「水引」の話題が出た。
「水引の種類もわからず使っているけど本当のところはどうなの?」
質問された私も詳しいところはわからず「調べて連絡します」と答えてきたが。
水引は、大きく2種類に分かれる。
①結びきり(あわじ結び) ②花結び(蝶結び)
一度結んだらほどけない結び方で「二度と繰り返してほしくないこと」に
使われる。
<用途>結婚、弔事、病気見舞など
ほどくことのできる結び方で「何度でも繰り返してよい」一般的な祝い事に
使われる。
<用途>出産、新築、各種内祝など
●水引の色について●
お祝い・・・紅白が一般的、特別な場合は金銀を使うこともある。
お悔やみ・・・白黒が一般的、関西地方では白・黄の組合せを用いる慣例がある。
また藍・銀を組合せた水引を使うところもある。
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諸説があるようですが、インドのお釈迦様が仏事に使ったことからといわれ、
日本へは、約1300年まえ、
小野妹子が隋から天皇へ献上品を持ち帰ったときに,
紅白の麻紐を使ったのが始まりといわれています。
「いやあ、恥ずかしながらここまでは知らなかった。」
早速、お客さまにお伝えしよう。