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見て知る

「見テ 知リソ」「知リテ ナ見ソ」
見てから知るべきである、知ったのちに見ようとしないほうがいい。
例えば美術作品にむかいあうときに、その作家の経歴や、その作品の意図するものや、そして世間でその作品がどのように評価されているか、また有名な評論家たちがどんなふうにその作品を批評しているのか、などという知識が頭の中にたくさんあればあるほど、一点の美術品を素直に、自分の心のおもむくままに見ることが困難になってくる。それが人間というものなのです。
(五木寛之・生きるヒント「知る」の一部抜粋)

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この五木寛之著の「知る」は、現代人が抱える人の心という問題に、ある種のヒントを与えています。私たちを取り巻く環境は、情報過多・氾濫が行き過ぎていてややもすれば本来の常識の目線を失わせています。直感的にという場面があまりにも少ないのです。

知ってから見ると「もう一度という気持ち」がなかなかわいてきませんが、まず見て感じてから知りたいと思えば「もう一度という気持ち」になれます。
これは、ある程度の時間をかけて素直な気持ちと常識の目線を確認する大切なプロセスなのかもしれません。余裕を持って「まず見る」ということを日常化したいものです。

とは言いつつ、仕事優先の生活を送っていると、時として全く逆な立場をとったりして右往左往することがあります。


by kokoro-tomnog2005 | 2005-10-18 08:55 | コーヒーブレイク | Comments(0)

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