方言の温かみ
2005年 10月 25日
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<方言の持つ効能>(同書から抜粋)
方言を「温泉」ととらえてみた。そこには土地土地の方言にからだごとつかってみてほしいというねらいが込められている。方言という湯につかることで、それぞれのお湯がもつ効能の恩恵にあずかれる。 ・・・・・・・・・ 標準語にはない温かみがある。
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先週末、伊豆から妻の両親が我が家に2泊した。3人による伊豆弁で我が家はにぎやかだった。ひととき温かい空間がつくれた。
今日のお客様は、福島出身の方で福島弁に触れることができた。そのイントネーションはとても穏やかで純朴なものだった。月末で疲れている私の心を癒してくれた。
土地の風土が感じられる方言は日本文化の宝だ。だからそれぞれの温もりを感じる。
この本を読み、CDを聞き、方言の効能という素晴らしいものを知ることができた。
今度は朗読を聞きながら一緒に声を出して心もからだも温かくなっていく感触を味わいたいと思う。
<番外>博多弁・一口にわか (これわかりますか)
「かあちゃん、きのうもろうた お菓子ゃあまだあるな」 「もう、なか」