チャリィの仮病
2006年 04月 06日
餌を食べない。元気がない。うずくまってばかりいる。
病気か、何か悪い物を食べたのか。
とにかく焦りました。
病院に連れて行こう。早く治療をしないとまずい。
このままだと・・・でしまう。
困りました。
ただ
散歩に誘うと尻尾を振って後をついてきます。
最後の散歩だと思っているのか、力を振り絞っているのか、けな気です。
尻尾を振っているのでしばらく様子を見ることにしました。・・・
半日経過、午後3時ごろチャリィの様子を見に行きました。
顔を合わせた途端、ク~ン、ク~んといってまとわりつきます。ゲージ脇に置いた餌は空っぽ。おお食べたのか、食欲が出て良かった、少し安心しました。
しかし・・・ちょっと待てよ。はたと冷静に考える。病気ならとても餌を完食するはずがない。やられました、仮病です。
旅行で離れていた2日間が余程辛かったのでしょうか。精神不安になったようです。
留守中は二女が面倒をみていましたが四六時中というわけにはいかず、かなり放っとかれた様子です。
いつも皆に注目され、甘やかされているチャリィは、孤独に耐えられず淋しくて生活のリズムを欠いてしまったのでした。
チャリィなりの精一杯のアピールは、仮病という複雑な手段だったのです。普段いかに甘やかしているのかを実証したチャリィの仮病でした。
そしてチャリィに完全なまでに心を奪われている私達、これでいいのかと自問するのでした。
・・・・・チワワに多い病気を調べてみると・・・・・
このまま無視していれば「別離分離不安症」という病気になることもあるそうです。
甘やかされ、飼主にべったりの犬がおこしやすく、飼主がいないと精神的に不安になり、食欲不振、異常行動を示し、その結果、消化器症状を起こすそうです。
別館ブログ「トムノグおじさん飲食日記」
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