企業の品格とは
2006年 06月 29日
企業の品格の「度合い」は、一つには経営者の資質にあるという。
フォーブス8月号では持続的な成長を支える原動力「企業の品格」と題する特集が組まれていた。
私も極零細ながら事業を展開する身として関心を寄せるところである。
見識者たちが語る8ページには次のようなことが記されていた。
①「成果主義の導入」はいいかえれば「利益至上主義」、企業の品位をスポイルしたひとつ。
②株主というステークホルダーの一部だけを重視する誤り。
企業は株主だけでなく、顧客や社員、販売店などたくさんの人に支えられて成立すること。
③社会を壊してまでも利益を追求することの罪。
④企業の信頼シンボルである「のれん」の価値観を考える。
⑤企業のあるべき姿「企業理念」を愚直に実践すること。
自らの行動を律する「企業理念」に基づき、株主・経営者・社員・販売店が「企業のあるべき姿」を共有することとある。
企業を個人におきかえて考えた時、どのような人と付き合いたいかというと、やはり気品のある人ではないか。少なくとも自分の利益だけしか考えないような人とは付き合いたくないはずだ。
これは企業も同じだろう。(以上一部抜粋)
一定の水準を超えて、さらに利益を追求すると不祥事件が起こりやすいといえる。
利益はそこそこでいい、それよりも社会から正当な評価を得ることが最も重要だということだろう。
別館ブログ「トムノグおじさん飲食日記」
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