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額縁鑑賞の楽しさ

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絵画と額縁は主従関係といわれます。
黒い額縁は白を、金色の額縁は青を強調します。
共に相性が良くないと完全に浮いたものとなります。
額縁の演出は見せる側のセンスといえるのです。


しかし現代アートに至っては額縁は必ずしも必要なものではありません。むしろ不用な分野もあります。
また絵画関係書では額縁付きの解説は稀で原画よりも鮮やかな写真で額縁なしで紹介されています。

でもどうでしょう、本物を見るために足を運ぶ美術館や画廊では必ず額縁付です。
衣服を身にまとう人と同じで作品にぴったり合った額縁は鑑賞の楽しさを広げてくれます。


今度美術館に行かれたら絵画と額縁の相性を見ながらじっくり鑑賞してみてください。
新しい絵画鑑賞の世界があなたを待っています。


Commented by 森の音 at 2007-02-02 22:11 x
こんばんは。おっしゃるとおり額縁は大事です。昔よーロッパを旅行したとき、パリである日本人画家の油絵を買いました。長期旅行の最中だったので、筒に入れて持って日本に帰り、大阪の額縁屋で額装してもらいました。絵も確かに良かったのですが、見違えるようになりました。買った絵と同じくらいの値段がしましたけど・・・我が家の大切なコレクション。額は大切です。

Commented by 満月 at 2007-02-02 23:11 x
今晩は。
額縁はあまり気にしていませんでした。というか、これまで観た絵は「気にならない」ほど絵になじんでいたということだったのでしょうか?
こんど美術館に行ったときは意識して鑑賞してみます。

Commented by トムノグ at 2007-02-03 15:06 x
>森の音さん
パリで油絵を買われたんですか。拝見したいなあ。
日本の額縁は種類が豊富で材質も良いですから
素晴らしい絵画をさらに素晴らしく見せる術がありますね。

>満月さん
額装してあるのが当り前と思うと見逃すかもしれません。この作品にどうしてこの額がと思うと楽しさ倍増です。

by kokoro-tomnog2005 | 2007-02-02 09:19 | アートな日々 | Comments(3)

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by トムノグ