額縁鑑賞の楽しさ
2007年 02月 02日
黒い額縁は白を、金色の額縁は青を強調します。
共に相性が良くないと完全に浮いたものとなります。
額縁の演出は見せる側のセンスといえるのです。
しかし現代アートに至っては額縁は必ずしも必要なものではありません。むしろ不用な分野もあります。
また絵画関係書では額縁付きの解説は稀で原画よりも鮮やかな写真で額縁なしで紹介されています。
でもどうでしょう、本物を見るために足を運ぶ美術館や画廊では必ず額縁付です。
衣服を身にまとう人と同じで作品にぴったり合った額縁は鑑賞の楽しさを広げてくれます。
今度美術館に行かれたら絵画と額縁の相性を見ながらじっくり鑑賞してみてください。
新しい絵画鑑賞の世界があなたを待っています。
パリで油絵を買われたんですか。拝見したいなあ。
日本の額縁は種類が豊富で材質も良いですから
素晴らしい絵画をさらに素晴らしく見せる術がありますね。
>満月さん
額装してあるのが当り前と思うと見逃すかもしれません。この作品にどうしてこの額がと思うと楽しさ倍増です。