人生に向きあう
2007年 03月 13日
おもしろそうなので今日書店で購入してきた。
ちなみに装丁の花の画は五木夫人が描かれたものである。
さて五木の話しを要約すると
古代インドでは「四住期」(しじゅうき)という考え方があった。
これは人生を四つの時期に区切ってそれぞれの生き方を示唆するという思想だ。
①「学生期」(がくしょうき)・・・青少年時代
②「家住期」(かじゅうき)・・・社会人
③「林住期」(りんじゅうき)・・・50歳から75歳
④「遊行期」(ゆぎょうき)
林住期は社会人としての務めを終えたあと、すべての人が迎える最も輝かしい「第三の人生」のことだという。
自己本来の人生に向きあえる林住期には本当にやりたいことをやる。
だから若い時からこの黄金期を開花させることを計画し夢見て実現することが大事なのだという。
スポーツもそうだが後半のゲームをどうつくるかにすべてはかかっているというのだ。
なるほどこれこそ人生の指南書だ。
今夜はじっくり読んで五木寛之の世界を味わってみよう。