プチリタイア
2007年 06月 28日
年に何度か私的交流を含めて共に時間を過ごします。
そこで定年のことが話題になりました。
企業・団体に勤めて定年になった後の生き方は相当難しいだろうと。
仕事の緊張感という時間から解放された後のストレスなきストレスの持て余す時間と夫婦の共有時間、そして再び現役同様の仕事に就けないジレンマ。
想像できません。
私はFPと損保代理業の零細会社を営みなんとか人並みの生活を送らせていただいていますが60歳または65歳でリタイアし悠々自適の年金生活を過ごすなどとても不可能です。
かのS税理士さんもそれは無理ですと言われていました。
経済的問題もさることながら無職で生きる時間など想像できない訳です。
年金問題で揺れ動く昨今、それ以前に国の財政状況を考えればこの国で悠々自適の老後生活は自助努力でしかないのです。
現職中に十分な蓄えができなければ終身働き続けなければなりません。
しかし歳をとればできないことも多々あり若い人と競い合うことは不可能です。
ならばどうする?
完全リタイアして不安な老後を過ごすのではなく若い人たちの力を借りてプチリタイアに入るのです。
一旦リタイアしたつもりで長年築き上げた人力・知力を活用して若い人に機会を与え実践していただく分担方法です。
それで生涯現役、あるいは事実上のプチリタイアという訳です。
これが自助努力の生き方になるのではと。
組織で生きていない我々の発想ですがどうでしょう。
但し健康であることが前提になりますが。
(6月27日)