ビジネストレンドを思う
2007年 11月 27日
クリスマス雰囲気のスタートを漂わせるオブジェだ。
もうすぐ12月、あっという間の1年が過ぎようとしている。
この辺りはベンチャーと呼ばれる企業が多く外国人も大勢住んでいる。
そのせいか一歩通りを歩くと地味な仕事の私にとって異空間の香りと国内の先端を行くビジネストレンドを感じる。
駅近くにある取引先に立ち寄る。
A社の社長はちょうど遠方へ出張のため出かけるところだったが私のために時間を割いてくれ商談に応じてくれた。
A社は今期も業績は好調で明るい。
トレンドとは関係のない技術力を売りものにしている。
続いてB社へ、T役員と打ち合わせをする。
複数の事業展開をしているがきびしいと言う。
マーケットニーズがいまいちらしい。
トレンドではない事業は早期に撤退するとも言っていた。
B社を出ると同じビル内でC社の社長に出会う。
数分の立ち話しだったが世の中の流れの速さに事業をあわせていくことが難しいと言っていた。
2~3年単位で新規事業を企画してきたがとても追いつかないとも。
ベンチャービジネスに携わる人たちの苦労を垣間見た。
社会の多様化や複雑化は以前と比べものにならないほど
難解らしい。
誰もがわかるビジネストレンドはもはや昔のものとなったようだ。