素人の額縁補修悪戦苦闘10日間
2012年 03月 24日
所有の額縁があまりにも古く汚れ傷ついていたのでなんとかリフォームできないものかと思案し補修にチャレンジしました。
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3/13のブログから 「額縁の補修に素人がチャレンジ」
http://ficskokoro.blogzine.jp/nog/2012/03/post_18bb.html
試行錯誤しながらなんとか10日間で素人レベルの補修ができました。
補修にあたって買い揃えたものは
金箔補修剤(ゴールドフィンガー)910円、木工パテ250円、額用金具108円、
グリーンテープ(水貼り用)280円、友禅紙250円、ベニヤ板(裏板用)199円
の6品目で合計1,997円
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<補修前> < 補修後>
我ながら驚きました。
金箔補修剤(ゴールドフィンガー)は優れものです。
最初は筆を使って塗ったのですがムラができてうまくいきませんでした。
何の考えもなく補修剤を直接額縁に落として布で散らすように拭きあげたところうまくいきました。
あたり傷やひび割れのパテは難しいですね。
少々中途半端ですが初めてなのでこれくらいのものかと思います。
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<補修前> <補修後>
裏側は難儀しました。
最近の額縁を参考にしたところほとんどにグリーンの紙が貼られています。
調べたところ化粧的な意味合いなんだそうです。
それでグリーン紙を探しました。
額の縁周りはテープ状のものが市販されていました。
しかし裏板に貼るサイズに適した紙が見つかりません。
画材店に尋ねると業務用で1ロット3万円くらいと言われました。
それだったら凄い額縁が買えちゃう。
悩んだ末、別にグリーンにこだわる事ないと思い、文具店の用紙売り場を見たら洒落た和紙など沢山ありました。
なかでも友禅紙の粋なのがあったのでご覧のものにしました。
あの裏板のない黒のガムテープで止められていた額縁が小奇麗に変身しました。
裏板はホームセンターでベニヤ材を求めました。
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<補修前> <補修後>
危うく捨ててしまうところだった額縁が生き返りました。
作品に付いている額縁は作者等が選んだオリジナルで本来はいじらないのが原則でしょうが
あまりに損傷しているものは補修もOKと思います。
別に転売するわけでもないし・・・。
元々の作品を入れてみたら見ちがえるように映えました。
近くアートコレクションのページにアップします。
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