愛犬チャリィ
2012年 08月 31日
人間でいえば52歳という。
自分と同世代だ。
どうりで日常がお互いマッチしている。
来季は10年目に入るのでいよいよ老犬といわれる過程。
ちょっと淋しいがよくここまで順調に生きてきた。
生後2か月で我が家に来た時は病気持ちだった。
今でもたまに喘息のような発作がある。
性格は小心ものでイジケやすいくせに外では闘争本能満々。
中型・大型の貨物車が走ってくるとワンワン吠えて飛びかかる勢い。
そして自分より弱いと思える犬には先制して吠える。
直感的に強いと思う犬が来ると知らない振りをして早々と立ち去る。
今のところ最大の天敵は貨物車と雷と猫。
「にゃぉ~」などと聞えてくれば100メートル9秒台の勢いで走って行き猛烈に吠える。
ダメ犬のようだが楽しんでいるようにも見える。
1日の大半は何もすることがなくて退屈なのでわずかな時間の刺激を求めてるって感じだ。
ところが雷[E:thunder]が鳴るとガタガタ震え始めてどうしてよいかわからなくなる。
鼻水が出てハアハアいって苦しそう。
雷の音がだめらしい。雷と雷の合間の鳴っていないときもだめ。
人間には聞えない音を感じているみたいだ。
言葉はだいたいわかる。
待て、お座り、お手などという基本はもうバカらしいって顔でハイハイわかりましたよって言いながら寄ってくる。
魅力的な言葉は、「散歩、アイス、ケーキ、遊ぼう、ごはん、もう寝ようか、いい子だね」など。
嫌な言葉はこちらが怒った顔でいうすべてのこと。
顔の認識ができるのだ。
テレビもわかる。
動きのあるスポーツ番組には反応して吠える。
もちろん動物が出てきたときはすばやく反応、野生の王国のような刺激番組が大好き。
ライオンやトラ、ヒョウ、チーターなどに吠えまくる。
「おまえには勝てないよ、無理無理」って言っても飛びかかる勢いだ。
でもチャリィは相手がテレビだっていうことがわかっての仕業。
やるなあ、チャリィ
9年も経つと家族の一員以上だ。
家族をリンクする重要な役割を果たしている。
今、チャリィがいなくなったら一家離散だろうな。