むかし絵に見る心音
2019年 10月 09日
明治11年3月に玉川上水只一の石のタイコ橋が完工、福生の手浜橋といい川面に映し出す橋の影がメガネに似ているところから「メガネ橋」と呼ばれた。その時の完成記念行事は画のように賑やかなパレードが行われたのだろう。
松下紀久雄は、福生をはじめ多摩地域の風俗や史跡などの往時の姿をノスタルジックなタッチで描いた。
実は現在、約50点の作品展示が福生市の郷土資料室で開催されている。むかし絵と称する分野の作品は、博物的史料価値もあり美術館で展示されることは少ない。なかなか普段お眼にかかれない作品ばかり、この機会に観覧されることをお勧めする。
期 間:令和元年9月14日(土)~11月24日(日)月曜日休館
※月曜日が祝祭日の場合は開館し翌平日休館
場 所:福生市郷土資料室 東京都福生市熊川850-1
その他:以下の日程で作品の一部展示替予定
前期 9月14日(土)~10月6日(日)
中期 10月8日(火)~11月1日(金)