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2006年 05月 06日 ( 1 )

悳 俊彦の描いた武蔵野風景_c0340785_15260719.jpg
悳 俊彦(ISAO TOSHIHIKO) 「武蔵野残照」30号 油彩
個人コレクション


「武蔵野が農耕によって作られた自然であることに特別の愛着を感じる。」
(悳 俊彦)

悳 俊彦が武蔵野に思いを込めて描いた稀少画が再び注目をあびている。

手前に畑と荒地、後方に屋敷守といわれる防風林がそびえ一軒の農家がひっそりとうづくまり、葉を落としたケヤキの大木が扇状の梢を空高く突き出している。


今やこうした武蔵野の面影は西東京と埼玉西部のごくごく一部に残るのみとなってしまった。現実の武蔵野風景のほとんどは消えてしまったのだ。


悳 俊彦の作品から我々は大地に暖められた祖先の愛を感じ自然のありがたさを遅まきながら確認しなければならない。
そして武蔵野原風景を一貫して描き続けた画家が自然の尊さを30数年前から世に警鐘していた事実を知らなければならない。


by kokoro-tomnog2005 | 2006-05-06 18:14 | アートな日々 | Comments(6)

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