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2006年 09月 30日 ( 3 )

美に生きる画家

寺井重三という生き方TERAI JUZO

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画家を志し21歳のとき日本画で日展入選を果たし、3年のブランクのあと4回連続入選する。

しかし画業で生計は難しく小学校教員として教壇に立つ。この頃、絵の好きな子供たちに熱心な絵画指導をする。


一方20歳後半から日本画に限界を感じ洋画に転向することになる。

周囲からは日本画で日展に5回も入選したのになぜ洋画にと猛反発される。
寺井は「当時の日本画界は、絵の良し悪しは別にして描きたいと思っても師の許可がなければ描けないというところに疑問を感じた。洋画壇の自由闊達な空気の中で自由に描き、それで駄目なら駄目で終わりたい。」と語っている。
絵画の原点を見つめ自身の思いを通す一徹さをもっている。

画業一筋の道に踏み込み教員生活を辞め生活苦難の連続となる。


幾多の荒波に揉まれ乗り越えてきたのは寺井の人柄そのものだ。


旧制中学時代の親友は「父親の教えもあったが小さい時から真面目でやさしい人でした。人を押し退けてゆくのではなく自然体で出てゆく人。昔も今と変わらずソフトで包容力のある人だった。」と語る。


わが道を失わず今日に至ったのは家族ならびに周囲の支援も当然だが、自身の生き方にあったことはいうまでもない。(参考文献:一枚の絵、1991年12月号)


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絵は作者の性格を浮き彫りにするといいます。重厚で人の心に安らぎを与えてくれる寺井の作品はまさにその言葉を地でいっていると思います。

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昭和3年・石川県生まれ  金沢美大卒
日展評議員 一水会常任委員
石川県七尾美術館収蔵
 

バレリーナや花の作品で高い評価がある。












by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-30 23:09 | アートな日々 | Comments(0)

心のふるさと

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核家族化と都市化が進みふるさとがない若者が増えてきました。
これは大変な問題です。
心の帰省地がないのですから拠りどころがないことを意味します。
父さん母さんの懐、家族のにおい、隣近所の人情の機微、幼なじみと遊んだ場所、そして母さんの手料理、かつての人々にはそれがあったから試練や挫折があっても頑張れたのです。



心のふるさとづくり、今の日本の大きな課題のような気がします。




千昌夫の「ふるさと四季をうたう」(作詞・作曲/遠藤実)


春は菜の花が揺れていた あの頃の母さんの笑顔に逢いたいな
夏は家族して海へ出た
リヤカーを引く父さんの背中は広かった

ふるさとはふるさとは 父母の匂いがするよ
あの人のあの友の 想い出を唄おう

秋は稲穂にも赤とんぼ 初恋のあの人と別れた山の駅
冬はしんしんと雪が降る
静けさに涙置き 心を休めたい

ふるさとはふるさとは 父母の匂いがするよ
あの人のあの友の 想い出を唄おう

私の育った所は都市開発が進められ、今では実家も隣近所の人たちも幼なじみもいません。
しかし形は残っていなくとも心のふるさとであることにかわりありません。
だからせめて自分の子供たちには心のふるさとを残してあげたいと思います。



(フォトは細君のふるさと静岡・西伊豆の風景です。
うらやましく思います。)





別館ブログ「トムノグおじさんの飲食日記」

http://ficskokoro.blogzine.jp/2nog/


by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-30 22:45 | お~い ニッポン | Comments(0)

日本サッカーの源泉は地域にある_c0340785_15262989.jpg
かつて関わったサッカークラブへ久しぶりに顔を出しました。
昭和53年創設、28年の歴史を持ち卒業生は有に千人を超えます。
最年長は40歳、社会のさまざまな分野に進出しています。
日本代表歴のあるJリーガーも輩出しました。
http://ficskokoro.blogzine.jp/nog/2006/04/post_5502.html

このクラブの特徴はチームで育った少年たちが再び戻ってきてコーチになってくれることです。
少年たち自身で創りあげるサッカークラブ、人材の循環という非常に深い意味があります。
こうした草の根の少年サッカーチームは全国に多数あり、それぞれの地域の情熱ある青年たちとそれを温かく見守る親や関係者によって地道に継続されているのが実態です。

Jリーグ下部組織の華やかなジュニアとかユースとかいうものは、これ等に比べればごく少数の活動です。
サッカーの頂点に立つ日本サッカー協会役員の皆さんには再度知ってほしい現状です。

そして
最も重要なことはサッカーを続けなくても社会に貢献する人材の源であるということです。




別館ブログ「トムノグおじさんの飲食日記」

http://ficskokoro.blogzine.jp/2nog/


by kokoro-tomnog2005 | 2006-09-30 15:14 | 蹴球というスポーツ | Comments(0)

日々のことをお気軽に綴っています。