2012年 10月 18日 ( 2 )

      

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今さらですが大人のイソップ物語を読んでいます。
今日読んだのは若い時の苦労は確実に人を強くするというお話しです。

「自由の道と奴隷の道」

神様は人間に二つの道を与えました。
自由の道は岩がゴツゴツしている山道で水もなくイバラのトゲが一面に生えているため、危険で前進するのが大変そう。しかし最後は広い道になっていて美味しそうな木の実や清らかな泉もあってオアシスのようになっています。


奴隷の道は始めのうちは広く平坦で花も咲き、木の実もなっていて小川も流れていて快適に進めそう。しかし最後は崖の細い道になっていて谷底に落ちてしまいそうな危険な場所を通過しなければなりません。


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(感想)
最初から最後まで苦労はない方がいいですね。
今の時代、最初に苦労を背負ったからって後が楽になる保証はないし。
周囲を見渡すと適当に楽している人が結構多いです。
この本では今が平穏無事ならそれでいいという事なかれ主義は否定されています。
この話しは極端な話しなのでしょうか。
快適な道は標準以上に良くて
険しい道は標準以上に悪くて
だから標準以上を目指す上昇志向の強い人向けの話しじゃないかって思ったりします。

でもよく親から苦労は買ってでもしろなんていうことを言われた気がする。

う~んなかなか難しい。
もっと読み解かないと・・・

さて次のイソップはどんな話しでしょうか。

 


by kokoro-tomnog2005 | 2012-10-18 21:29 | 人の生き方 | Comments(0)

三栖右嗣の魅力

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「冬野」 油彩 120号  三栖右嗣(Misu Yuji) 1927−2010
(これは美術館で購入したポストカードです。)

三栖のアトリエ裏の畑がモデル、枯れたひまわりのまわりにはスズメが群れている。
単に写実ということではなく枯れた植物にしろ小動物にしろ生命の息吹を感じさせる。


三栖の作品は人物、風景、静物 どれをとっても観る側へ問いかけてくるのだ。
そして精緻で高い技巧には誰しも感動する。
作品の中でも圧巻は1974年作の「生きる」油彩100号だ。
老いた母の終期に近い姿を描いた。
三栖は描きながら「涙がとまらなかった」という。
これはぜひ実物をご覧ください。
親に対するいろいろな感情がわきあがる。


作品はヤオコー川越美術館(2012年3月開館)に展示されている。
http://www.yaoko-net.com/museum/


この美術館はスーパーマーケット業界では堅実な(株)ヤオコーが設立したもの。
創業者が三栖の作品を収集したのがきっかけという。
200点近い三栖の作品を所蔵し常時およそ30点前後を展示している。
三栖作品専門、心揺さぶられる希少な美術館と思う。


by kokoro-tomnog2005 | 2012-10-18 19:01 | アートな日々 | Comments(0)

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by トムノグ